風の館からの便り(つれづれなるままに) No.346
                                                                           

   2017年1月17日(火)
      1/9とんどとお日待ちで正月行事を締めくくる

 火災予防と家内安全を願って正月行事に使ったしめ縄飾りをとんどで燃やしました。今年は勢いよく燃えました。お餅を焼いて持ち帰り、とんど餅として切ってかき餅にしています。
 また、宮司さんにおいでいただき、お日待ち神事を行い、五穀豊穣と古市集落及び各家庭の家内安全を願いました。
 
    


   2017年1月18日(水)
      組織や制度に縛られない関係

 同じクラスや部活の一員であっても、それが友だちであることの根拠になりづらくなってきています。自由度が高まり、不本意な関係を強制される場面が減った結果、組織や制度にとらわれない人間関係がつくられててきているのではないでしょうか。
 同じように今の雇用環境は、政策的に労働の流動化が進み、昔のように一つの会社に縛られることは少なくなり、転職の自由も増えてきています。しかし、同時にいつ自分が解雇されてもおかしくない状況になったことも意味します。人間の幸せや自由を追い求めようとした結果なのかもしれませんが、本当にこのまま突き進んでいってもいいものでしょうか。
 集団への帰属意識に目覚め、仲間と過ごす喜びを体感しながら成長し、大人社会への仲間入りにつなぐことができた時代から人間関係の自由度が高まった結果、友だちをつくろうとしてもそれまでの体験がほとんどなく、友だちや仲間に対する悩みや心配事を感じる子ども達が増えてきているのではないでしょうか。