風の館からの便り(つれづれなるままに) No.345
                                                                           

   2017年1月1日(日)
      平成29年元旦祭

 新年明けましておめでとうございます。皆さまのご多幸・ご活躍をお祈りします。
 私のふるさと、佐治町古市の口佐治神社でも元旦祭が行われています。今年は雪がなく、天候にも恵まれたので多くの参拝者がありました。かなりの石段を登らなければならず、山の中腹にあるので歳をめされた方は村の中にある社務所で済ませてしまいます。
 元気な人は80歳を過ぎてもお参りに来られます。私もあやかりたいとがんばっています。今年も何事もなく、みんなが元気で過ごせることをお祈りしました。


    

   2017年1月4日(木)
      自然と調和した日本の農耕文化

 古代から日本人は、森や海、川といった豊かな自然に囲まれて暮らしてきました。その中で日本人は、自分たちを育んでくれる自然に対する深い感謝と畏敬の念を感じ、自然そのものを神として敬うようになってきたのではないでしょうか。
 自然に対する尊敬から自然をむやみに破壊しない、自然と共存し調和するライフスタイルを営んできたのです。お正月には神社に初詣に行き、お葬式にはお坊さんを呼んでお経をあげてもらう。今ではクリスマスやバレンタインデーを祝ったりもしています。
 世界の中には、唯一絶対の神しか信じないキリスト教徒やイスラム教徒の人から見れば神を侮辱していると映るかもしれませんが、日本の歴史の中で外国から入ってくる文化をうまく生活に調和させ、共存の考え方を育んできたのです。異文化への寛容性や他者との共存と自然に調和する持続可能なものとしたのです。
 現在世界各地で起こっている紛争やテロリズムの多くは、自分たちにとっての正義や正しさしか信じず、それを違った文化や考え方を持つ人たちに強要しようとする不寛容さが原因と思われます。日本人は自然やそれと同体である神仏に対する信仰で他方を排斥することをしなかったのです。