2016年10月18日(火)
世代間の言葉のギャップ
以前連想ゲームというテレビ番組がありました。紅組、白組、2チームに分かれ、キャップテンの出すヒントから連想を競い合う番組でした。その中に、「わんわん」などの繰り返し言葉をあてるコーナーがありました。出題が「つるつる」なら氷、うどん、そうめん、親父の頭などのヒントが次々出されたものです。
こうした番組を家族で楽しめるのは、世代を超えて「言葉感覚」を共有しているから成り立っていたものと思います。茶の間のテレビを囲んで家族が過ごし、「言葉感覚」を確かめ合える時間があったのです。ところが今は、生活スタイルとテレビ環境もすっかり変わり、個テレビをなり、世代間の言葉のギャップはますます広がってきています。「ごろごろ」で猫がのどを鳴らす、カミナリ、丸太が転がる、目にゴミが入った様子、中には「五十六」なども登場し、笑える時間がありましたが、今の子どもたちにこのような連想力があるのでしょうか。ギャー、キター、ドキッ、エエ〜、ムラムラ、イライラなど絶叫や不快感を示す言葉が若者の間でひんぱんに使われています。
穏やかな味わい深い音より、刺激的な音が暮らしの中に広がってしまった結果なのでしょうね。
2016年10月19日(水)
道草散歩のススメ
ゆっくり近くの道を散歩してみましょう。その時、ちょっと周りの草花に目を向けて見てください。かれんな小さな花を見つけることがあります。その花をしっかり目に焼き付けて家に帰り、草花図鑑で調べてみてください。よくわからなければ、月日入りのデジタル写真に残しておきましょう。どんな花が自分の近くでいつ咲くのか、ちょっとの発見が自分の周りの自然、ひいては環境問題に目を向けるきっかけにもなるのです。
周りに気配りする気持ちが少し増えてくると、自分の周りの人との人間関係も少しずつ「絆」が深まっていくことが感じられるようになります。つまり自分が周りの人との関わりを深めるように行動しているのです。
70歳を過ぎた時、人の世話ができる基礎体力を身につけるためにも、公民館にも多く顔を出し、いろいろな講座に可能な限り参加しましょう。農業をしていると日々の忙しさに追われてしまいますが、気分転換も兼ねて研修会やウォーキングに参加することで知り合いが増え、人と会うのが楽しみに感じられます。老人クラブも会長さんが辞められると、次の世話をする人がなく、老人クラブの組織が消滅する地域もあるように聞きます。一人ひとりが自分にできることを出し合って助け合う気持ちがなければ、人の世話になるだけで自分の存在に誇りや生きている意味を見いだせず、張り合いが持てなくなってしまいます。自分の笑顔や知恵を出し、なければ労力を提供し、それもできなければ費用を出して活動を支えましょう。お金は生きている時には必要ですが、死んでしまえば争いの元になります。自分の生きる張り合いのために、基礎体力をつけるためにも道草を楽しみましょう。