2016年10月9日(日)
開かれた学校づくり
よく聞く言葉ですが、あなたは近くの学校とどんな関わりを持っておられますか。地域の子どもは、地域で育てようと呼びかけもされていますが、本当に機能しているのでしょうか。
今、学校で何がされているのかあなたは知っておられますか。保護者には学校便り等で伝えられていることでしょう。スマホを使う人は学校のホームページにアクセスして見ることもできるでしょう。また、授業に関わっている人も学校に出入りして子どものようすを見てわかると思います。
地域の住民は、ほとんどわからないのが実情ではないでしょうか。子ども達が地域の出かけて活動することが本当に減ってきたように感じます。別に知ろうとしなくても日々の生活は送れるのですが、地域ぐるみの子どもの育成のためには、多くの人に関わってほしいと願うのです。そのことが、この地域「佐治」がここで育った子ども達の「ふるさと」になるように思うのです。
例えば、今や家庭の食生活は輸入品や加工品に頼り、日本人の魂というべき風土、農業がいつの間にか危機的な状況になっています。気づいて人が声を出し、昔から地域に伝わる食生活の知恵を伝えることを始めなければ、大切な日本の食文化は失われてしまいます。季節ごとに周りにある山や畑や田にある食材を利用した調理方法を学ぶ場をつくっていくのも、ふるさとの自慢を体験でき、開かれた学校づくりにつながるのではないでしょうか。
2016年10月10日(月)
子どもを取りまく環境
子ども達の成長には、安心できる空間の中で安心した仲間と一緒に生活できることが必要です。そして、食事を仲間と一緒に食べることを通して社会性も身につけていきます。
昔は生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、囲炉裏を囲み、団らんや食事をしていたと思います。その中で、赤ちゃんは様々な発達過程の自分以外の人を見て育っていました。しかもどの年齢も食事をするという同じ行為をするために、年齢による変化・違いを見ることができたはずです。その中で自分と他者との違い、年齢による違い、男女の違い、様々な違いを体験しながら育っていきます。赤ちゃんは移動する手段として寝返り、ズリはい、ハイハイなどの過程を経ながら成長します。空間は安心した空間から移動できる広さが必要になります。家と一緒になって家庭という空間になったのです。
守られた空間があることで、大声で泣くことができ、深呼吸をし、肺や内臓を強くし、息継ぎを覚えることで次第に言葉を獲得することができたと考えます。最近のマンションの一室は、赤ちゃんは大声で泣くことも許されず、様々な発達過程を見ながら食事をする仲間もおらず、移動することのできる十分な広さもない空間で、もはや家庭ではなくなり始めているのかもしれません。
発達は、知識として与え、させようとしてもできるようになるわけではありません。自ら働きかけていく中で、身につけることができるのです。