2016年7月8日(金)
私は小池百合子さんを支持します
今の自由民主党は、本当に国民の声を聞こうとしているのでしょうか。弱い者いじめをしているとしか思えません。
私は佐治の小さな村で農業を続けてやっていますが、先祖から受け継いできた農地をこのままでは引き受けてやってくれる人がいません。それは安倍総理大臣のやってきた農業政策の結果であり、農業の現状を本当に知ろうとせず、机の上の数字に踊らされていて、裸の王様になっているとしか言えません。
この暑さ、農地で倒れ、亡くなられる方が報道されるたびに今まで農地を必死に守ってこられた人々の思いを伝えたいと思い、書いています。確かに産業としては、TPPを批准し産業としての農業に変わらないといけない面はありますが、現状のように誘導したのは政府の農業政策であり、霞が関の役人がつくり出してきたものだという自覚と責任感を持っているのでしょうか。
中山間地で必死で働く人々に責任を押しつけているように思われる今の農業政策を進めていけば、農地の次の担い手はいなくなるのは当たり前です。農地を集約しても費用対効果の結果、中山間地で農業をしようとする人は、ごく限られた人だけです。異業種の人が参入されても、儲けにならなければ中山間地の農地は手放され、見捨てられてしまいます。中山間地で働いている多くの高齢者は、見捨てられたと農業をしなくなり、耕作放棄地がどんどん広がっている現状を政策立案者の人は、自分の目で見ることが必要です。
そこで提案します。工場生産型農業と家庭菜園型農業の共存をめざす農業政策を進めてください。大型耕地の工場生産型農業に対して、耕地の狭い中山間地での家庭菜園型農業との共存をめざして政策を進めてほしいと願っています。中山間地といえでも農作業は機械化に頼らざるをえませんが、大量生産、大量消費社会から個別減量生産社会へ移らざるを得なくなってきている今の社会に対応できるのではないでしょうか。今の政策のままでは大量生産ができなければ費用対効果の結果、多くの農地が耕作放棄地になってしまいます。共存の道を進める農業政策と国土保全政策をめざしてください。
小池さんは、私の住んでいる村まで忙しいのに来て、村の人と握手をして帰られました。記念写真にも応じてもらえました。お供(県の担当者や肩書きのある人)をつれずに立ち寄ってもらったことで、村人と気さくに接してもらえたと思いました。こんな不便な山の中にも笑顔で対応してくれる多くの高齢者や数人の若者が住んでいることを知ってもらえたと感じました。
私はメンツや損得にこだわることなく手を上げて都知事に挑戦しようとする小池さんの姿勢を支持します。電線が張り巡らされているのを当たり前と考えていた私は、小池さんの電線の地中化の本を読んで、生活の安全のために必要な経費は負担していかなければと考えるようになりました。新しいこと、前例のないことに挑戦しようとする時、今利益を得ている人から多くの妨害を受けると思いますが、都知事に挑戦し、必ず夢を成し遂げてください。