





これからトライアスロンやフルマラソンなど耐久スポーツに挑戦してみようと思っている人に向けて、トライアスロンの楽しさ面白さ満載のサイトです。

🌟新着情報🌟
~1年ぶりの自転車ロングライド&4年ぶりのリレーマラソン~
6月15日(日)に自転車ロングライドの「鳥取うみなみ250」に参加しました。250㎞にエントリしていたのですが、練習不足でショートコースの150㎞でリタイアとなりました。
2週間後の6月29日(日)には、4年ぶりに開催された「鳥取リレーマラソン」に「佐治ランナーズ」の8人のメンバーでで出場しました。
~2週連続フルマラソンのはしご~
3月に鳥取マラソン(16日)→さが桜マラソン(23日)と2週連続でフルマラソンのはしごをしました。鳥取マラソンは気温5度前後で小雨が降る中、寒さに震えながらのレースでしたが、意外と最後まで急激なペースダウンもなく3時間39分11秒で走り切りました。1週間後のさが桜マラソンは気温が20度まで上がり、少し暑く感じましたがコースはほぼフラットなコースだったので、記録狙いで行きましたが、30キロ手前で腹痛を起こしトイレに駆け込んだ後は、急に走れなくなり終わって見れば3時間57分57秒と4時間を切るのがやっとでした。今回のさが桜マラソン完走でフルマラソン全国制覇まで残り4県となりました。
私の挑戦明日論
2009年7月1日発行の協同セミナー(JA系統信用事業人材育成機関)機関紙に掲載
序章~トライアスロンの魅力~
「トライアスロンは人生そのものである。」1985年6月30日、第1回びわ湖トライアスロンを初めて完走した時の私の実感である。
自分との闘い(自助努力)、自然との調和(環境への適応力)、そして人と人との連携(コミュニケーション)、それらすべてが1つのスポーツに凝縮されているのである。しかも1日で水泳(SWIM)・自転車(BIKE)・マラソン(RUN)と3回分の人生が楽しめるのである。
確かに、競技をしているときには、楽しさよりも苦しさを感じることの方が圧倒的に多い。本当に完走できるのだろうかという不安もある。しかし、完走した時の、その達成感は、言葉で言い尽くせないものがある。あえて一言でいえば「ヤッター」としか言いようがない。(→1986年ハワイ・アイアンマン・トライアスロン完走記)。
結局、トライアスロンの面白さを実感するためには、やるしかないということである。
STARTの章~トライアスロンの起源~
さて、トライアスロンというスポーツの起源であるが、アメリカの海兵隊員の酒席でのジョーク(冗談)から始まったといわれている。1977年当時、ハワイで行われていた遠泳競技3.9㎞、オアフ島一周自転車ロードレース180.2㎞、そしてホノルルマラソン42.195㎞のいったいどれが一番過酷なスポーツであるのかということで言い争いになり、それなら全部まとめてやればいいじゃないかということで、1978年に最初のハワイ・アイアンマン・トライアスロンレースが行われた。
日本では鳥取県米子市の皆生温泉で、ハワイ大会の成功を知った温泉組合の人々が中心となり、温泉街の活性化の一環として1981年に皆生トライアスロンとして開催されたのが始まりである。ただし距離は水泳が2.5㎞、自転車が63.2㎞、マラソン36.5㎞と若干短めであった(現在は、開催年によって多少距離は変更されるものの水泳3㎞、自転車140㎞、マラソン40㎞が基準となっている。)。
SWIMの章~トライアスロンを始めた動機~
では、何故、私がこのような過酷な(私にとってはさほど苦にならないが)スポーツにはまってしまったのか、きっかけは何だったのか不思議に思われるかもしれない。
直接的には、同じ町内に住むトライアスロン愛好家の学校の先生(以下F先生)から誘われたのがきっかけであるが、何もないところから一足飛びにトライアスロンを始めたのではない。
そもそもの発端は、大学浪人の頃(1976年)に運動不足解消のために始めたランニングであると思う(もちろん、そのころはまだトライアスロンなどというスポーツはなかった。)。その後、健康マラソンや町民駅伝への参加を通じて、ランニングの楽しさ、面白さがわかってきて、走る距離も5㎞、10㎞と徐々に伸びてきた。そこまでくると、もしかしたらフルマラソンも完走できるのではという気持ちが芽生えてきた。
そして、初めてのフルマラソン挑戦が1984年11月25日、第9回河口湖マラソンであった。その初マラソンを3時間12分59秒と予想外の速いタイムで完走してしまうと、必然的に次の目標としてトライアスロン完走がかすかに見えてきた。ちょうどその頃出会ったのが冒頭のF先生である。
このように振り返ってみると、必然(ランニングの継続)と偶然(F先生との出会い)が重なったことが、トライアスロンをやるきっかけになったのではないかと思う。
BIKEの章~トライアスロン哲学~
「トライアスロンをやっていて、何が面白いのか?」「やっているとき、なにを考えてやっているのか?」(少し怪訝そうに、あるいは、多少あきれ顔で)よく聞かれる質問である。その答えは、「面白いからやっているんだ。」「やっているときは車を運転しているときと同じだ(特に、特別なことは考えていない)。と当たり前に答えざるを得ない。
やっているときは、あくまで自然体である。優勝を狙っているようなトップトライアスリートの気持ちはわからないが、私は、泳いでいるときは波に身をまかせ、バイクをこいでいるときは、風に身をまかせという具合である。一旦スタートすれば1日をかけてやる競技なのである。初めから力んでいては、最後まで持たないのは分かりきっている。力を入れるのは、ゴール手前の100ⅿだけでよい。
やっているときは、思いっきり楽しまなければならない。身体がきつい分は、楽しむことを優先させたい。トライアスロンはお祭りである。エイドステーション(給水・給食所)でのボランティアの方々とのコミュニケーション、選手同士でのハイタッチや声の掛け合い、年に1度のお祭りである。
やっているときは、自然を満喫したい。大自然の壮大さ、厳しさを肌で感じることができる。水泳では、波が高い時もあれば水温が低い時もある。自転車は坂道もあれば、ワインディングロード(曲がりくねった道)もある。大雨の時があれば、猛暑の時もある。大自然と調和する(人間も自然の一部であることを自覚し、天候やコースに合わせた準備を怠らない)ことも完走のコツである。
RUNの章~トライアスロンのすすめ~
ここまでで、トライアスロンの面白さが分かっていただけたでしょうか?「よし、私も一つ挑戦してみようか。ただ距離が長すぎるなあ?」と思われた方もご心配なく。最近では、ショートタイプといわれるオリンピック・ディスタンスのSWIM1.5㎞,BIKE40㎞、RUN10㎞の距離をはじめ、もっと短い距離のレースや、それぞれの種目を3人でリレーする駅伝タイプのレースなど全国で様々な大会が開催されているので、自分のレベルにあったレースを選んで仲間と一緒に出場することが可能である。特に駅伝タイプのレースは、自分自身の出場、仲間の応援、完走後の仲間との完走祝賀会と一石三鳥で楽しめるのでお薦めである。
GOALの章~トライアスロンがくれた座右の銘~
25年間(2009年時点)トライアスロンをやっていて、自信を持って言えること、それは、ありふれた言葉であるが、「継続は力なり」である。最近(2009年当時)映画化された「Rookies(ルーキーズ)」の原作本の中に出てくる言葉を借りると、「練習は嘘をつかない。目的のある努力は自信をくれる。勇気をくれる。」ということである。
この言葉こそ、私が25年間(2024年の今も続けているので40年になりました。)続けたトライアスロンがくれた座右の銘である。
明日の章~挑戦明日論~
25年前は9時間台で完走していた皆生トライアスロンも昨年(2008年)は14時間14分42秒で制限時間の15分前ギリギリのゴールだった。しかし、タイムオーバーでもそこにゴール(目標)がある限り、これからも私はトライアスロンに挑戦し続けたいと思う。
・・・ エピローグ ・・・
2009年以降も皆生トライアスロンには可能な限り出場を続けている。2013年から2015年の3年間は、Langlauf(ラングラウフ)メンバーと一緒にリレーの部に出場した。60歳になった2018年以降は、コロナ禍の影響や冠動脈疾患もあり、出場は1回にとどまっている。
2024年7月、2年ぶりに皆生に出場した。(2024年皆生トライアスロン完走記…8月発行の第55回信連友の会だよりに掲載)
私のトライアスロン出場履歴



🌟新着情報🌟
~1年ぶりの自転車ロングライド&4年ぶりのリレーマラソン~
6月15日(日)に自転車ロングライドの「鳥取うみなみ250」に参加しました。250㎞にエントリしていたのですが、練習不足でショートコースの150㎞でリタイアとなりました。
2週間後の6月29日(日)には、4年ぶりに開催された「鳥取リレーマラソン」に「佐治ランナーズ」の8人のメンバーでで出場しました。
~2週連続フルマラソンのはしご~
3月に鳥取マラソン(16日)→さが桜マラソン(23日)と2週連続でフルマラソンのはしごをしました。鳥取マラソンは気温5度前後で小雨が降る中、寒さに震えながらのレースでしたが、意外と最後まで急激なペースダウンもなく3時間39分11秒で走り切りました。1週間後のさが桜マラソンは気温が20度まで上がり、少し暑く感じましたがコースはほぼフラットなコースだったので、記録狙いで行きましたが、30キロ手前で腹痛を起こしトイレに駆け込んだ後は、急に走れなくなり終わって見れば3時間57分57秒と4時間を切るのがやっとでした。今回のさが桜マラソン完走でフルマラソン全国制覇まで残り4県となりました。
私の挑戦明日論
2009年7月1日発行の協同セミナー(JA系統信用事業人材育成機関)機関紙に掲載
序章~トライアスロンの魅力~
「トライアスロンは人生そのものである。」1985年6月30日、第1回びわ湖トライアスロンを初めて完走した時の私の実感である。
自分との闘い(自助努力)、自然との調和(環境への適応力)、そして人と人との連携(コミュニケーション)、それらすべてが1つのスポーツに凝縮されているのである。しかも1日で水泳(SWIM)・自転車(BIKE)・マラソン(RUN)と3回分の人生が楽しめるのである。
確かに、競技をしているときには、楽しさよりも苦しさを感じることの方が圧倒的に多い。本当に完走できるのだろうかという不安もある。しかし、完走した時の、その達成感は、言葉で言い尽くせないものがある。あえて一言でいえば「ヤッター」としか言いようがない。(→1986年ハワイ・アイアンマン・トライアスロン完走記)。
結局、トライアスロンの面白さを実感するためには、やるしかないということである。
STARTの章~トライアスロンの起源~
さて、トライアスロンというスポーツの起源であるが、アメリカの海兵隊員の酒席でのジョーク(冗談)から始まったといわれている。1977年当時、ハワイで行われていた遠泳競技3.9㎞、オアフ島一周自転車ロードレース180.2㎞、そしてホノルルマラソン42.195㎞のいったいどれが一番過酷なスポーツであるのかということで言い争いになり、それなら全部まとめてやればいいじゃないかということで、1978年に最初のハワイ・アイアンマン・トライアスロンレースが行われた。
日本では鳥取県米子市の皆生温泉で、ハワイ大会の成功を知った温泉組合の人々が中心となり、温泉街の活性化の一環として1981年に皆生トライアスロンとして開催されたのが始まりである。ただし距離は水泳が2.5㎞、自転車が63.2㎞、マラソン36.5㎞と若干短めであった(現在は、開催年によって多少距離は変更されるものの水泳3㎞、自転車140㎞、マラソン40㎞が基準となっている。)。
SWIMの章~トライアスロンを始めた動機~
では、何故、私がこのような過酷な(私にとってはさほど苦にならないが)スポーツにはまってしまったのか、きっかけは何だったのか不思議に思われるかもしれない。
直接的には、同じ町内に住むトライアスロン愛好家の学校の先生(以下F先生)から誘われたのがきっかけであるが、何もないところから一足飛びにトライアスロンを始めたのではない。
そもそもの発端は、大学浪人の頃(1976年)に運動不足解消のために始めたランニングであると思う(もちろん、そのころはまだトライアスロンなどというスポーツはなかった。)。その後、健康マラソンや町民駅伝への参加を通じて、ランニングの楽しさ、面白さがわかってきて、走る距離も5㎞、10㎞と徐々に伸びてきた。そこまでくると、もしかしたらフルマラソンも完走できるのではという気持ちが芽生えてきた。
そして、初めてのフルマラソン挑戦が1984年11月25日、第9回河口湖マラソンであった。その初マラソンを3時間12分59秒と予想外の速いタイムで完走してしまうと、必然的に次の目標としてトライアスロン完走がかすかに見えてきた。ちょうどその頃出会ったのが冒頭のF先生である。
このように振り返ってみると、必然(ランニングの継続)と偶然(F先生との出会い)が重なったことが、トライアスロンをやるきっかけになったのではないかと思う。
BIKEの章~トライアスロン哲学~
「トライアスロンをやっていて、何が面白いのか?」「やっているとき、なにを考えてやっているのか?」(少し怪訝そうに、あるいは、多少あきれ顔で)よく聞かれる質問である。その答えは、「面白いからやっているんだ。」「やっているときは車を運転しているときと同じだ(特に、特別なことは考えていない)。と当たり前に答えざるを得ない。
やっているときは、あくまで自然体である。優勝を狙っているようなトップトライアスリートの気持ちはわからないが、私は、泳いでいるときは波に身をまかせ、バイクをこいでいるときは、風に身をまかせという具合である。一旦スタートすれば1日をかけてやる競技なのである。初めから力んでいては、最後まで持たないのは分かりきっている。力を入れるのは、ゴール手前の100ⅿだけでよい。
やっているときは、思いっきり楽しまなければならない。身体がきつい分は、楽しむことを優先させたい。トライアスロンはお祭りである。エイドステーション(給水・給食所)でのボランティアの方々とのコミュニケーション、選手同士でのハイタッチや声の掛け合い、年に1度のお祭りである。
やっているときは、自然を満喫したい。大自然の壮大さ、厳しさを肌で感じることができる。水泳では、波が高い時もあれば水温が低い時もある。自転車は坂道もあれば、ワインディングロード(曲がりくねった道)もある。大雨の時があれば、猛暑の時もある。大自然と調和する(人間も自然の一部であることを自覚し、天候やコースに合わせた準備を怠らない)ことも完走のコツである。
RUNの章~トライアスロンのすすめ~
ここまでで、トライアスロンの面白さが分かっていただけたでしょうか?「よし、私も一つ挑戦してみようか。ただ距離が長すぎるなあ?」と思われた方もご心配なく。最近では、ショートタイプといわれるオリンピック・ディスタンスのSWIM1.5㎞,BIKE40㎞、RUN10㎞の距離をはじめ、もっと短い距離のレースや、それぞれの種目を3人でリレーする駅伝タイプのレースなど全国で様々な大会が開催されているので、自分のレベルにあったレースを選んで仲間と一緒に出場することが可能である。特に駅伝タイプのレースは、自分自身の出場、仲間の応援、完走後の仲間との完走祝賀会と一石三鳥で楽しめるのでお薦めである。
GOALの章~トライアスロンがくれた座右の銘~
25年間(2009年時点)トライアスロンをやっていて、自信を持って言えること、それは、ありふれた言葉であるが、「継続は力なり」である。最近(2009年当時)映画化された「Rookies(ルーキーズ)」の原作本の中に出てくる言葉を借りると、「練習は嘘をつかない。目的のある努力は自信をくれる。勇気をくれる。」ということである。
この言葉こそ、私が25年間(2024年の今も続けているので40年になりました。)続けたトライアスロンがくれた座右の銘である。
明日の章~挑戦明日論~
25年前は9時間台で完走していた皆生トライアスロンも昨年(2008年)は14時間14分42秒で制限時間の15分前ギリギリのゴールだった。しかし、タイムオーバーでもそこにゴール(目標)がある限り、これからも私はトライアスロンに挑戦し続けたいと思う。
・・・ エピローグ ・・・
2009年以降も皆生トライアスロンには可能な限り出場を続けている。2013年から2015年の3年間は、Langlauf(ラングラウフ)メンバーと一緒にリレーの部に出場した。60歳になった2018年以降は、コロナ禍の影響や冠動脈疾患もあり、出場は1回にとどまっている。
2024年7月、2年ぶりに皆生に出場した。(2024年皆生トライアスロン完走記…8月発行の第55回信連友の会だよりに掲載)
私のトライアスロン出場履歴
大会名 | 開催場所 | 出場年 | ベスト記録 | 距離 |
全日本トライアスロン皆生大会 | 鳥取県 | 1985~89,91,92 1994~2012 2017,22,24 |
9:40:11 3→130→ 42.195k |
スイム3㎞ バイク103.6~145㎞ ラン32~42.195㎞ |
全日本トライアスロン皆生大会(リレーの部) | 鳥取県 | 2013~2015 | 10:12:38 | 3㎞,145㎞,42㎞ |
アイアンマン・ジャパン・INびわ湖大会 | 滋賀県 | 1985,86,89 | 13:23:22 | 3.9㎞,180㎞,42㎞ |
全日本トライアスロン宮古島大会 | 沖縄県 | 1986 | 9:52:41 | 3㎞,136㎞,42㎞ |
IRONMAN TRIATHLON WORLD CHAMPIONSHIP | ハワイ島 | 1986 | 12:10:47 | 3.9㎞,180㎞,42㎞ |
ワールド トライアスロン イン ひろしま | 広島県 | 1987 | 7:00:35 | 2.6㎞,106㎞,23㎞ |
天橋立ミニトライアスロン大会 | 京都府 | 1988 | 2:13:07 | 1.0㎞,30㎞,12㎞ |
日本海オロロンライントライアスロン国際大会 | 北海道 | 1988 | 12:08:03 | 2㎞,194㎞,43㎞ |
トライアスロン ジャパンカップ イン 佐渡大会 | 新潟県 | 1989 | 15:10:58 | 3.9㎞,180㎞,42㎞ |
ジャパントライアスロン EKIDEN in Numazu | 静岡県 | 1989 | 2:16:39 | 1.0㎞,30㎞,10㎞ |
ジャパントライアスロン EKIDEN in 新旭 | 滋賀県 | 1990,91 | 1:52:13 | 1.0㎞,30㎞,10㎞ |
津山トライアスロン | 岡山県 | 1990 | 4:11:00 | 1.5㎞,55㎞,25㎞ |
トライアスロン珠洲大会 | 石川県 | 1995 | 7:18:54 | 2.6㎞,99㎞,20㎞ |
ハワイトライアスロン in 湯梨浜 | 鳥取県 | 2013,14 | 2:41:00 | 1.5㎞,40㎞,10㎞ |
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