2019年8月14日(水)
         代表者を選ぶ力の育成

 投票率の低下が言われるようになって久しくなります。有効な施策がないのでしょうか。いや、いろいろ取り組んでおられるようなのですが的外れな施策で、人々の心を動かすことができないでいると言えるのではないでしょうか。
 学校で学習した直接民主主義の考え方を自分の身の回りで体験、実践できていた以前の児童会や生徒会の役員選挙は代表者を選ぶ力の育成のよい機会でした。しかし、突然誰もが体験できるようにとの考え方なのでしょうか役員選挙がなくなり、当番制でやるようになってしまいました。結果、代表者を選ぶ意識はなくなってしまったのです。それが今日の姿になっていないでしょうか。国民の代表者を選ぶと言いながら選ぶ人の半数以上の支持を得られていないのはどうしてでしょうか。問題があればあなたが選挙に出て解決すればいいとテレビを通じて言う人がいますが、今の国会や行政の姿勢に魅力を感じる国民は何割いるのでしょうか。
 悪いことをしようと考える人は、歴史の中にそのヒントを見つけ出します。反対する人々を弾圧、排除します。マスコミや報道機関を使って国民が自由に発言できないように雰囲気を作りあげます。結果、裁判所や警察のトップ人事、国会議員の役職への人事も思うままにやってしまうのです。行政で働いている人も言われるままに仕事をするようになり、国民は不幸になる危険にさらされます。
 代表者を選ぶ選挙に参加し、あなたの考えを伝えることがあなたの幸福につながっていることを周りの人々に言っていきましょう。



    2019年8月15日(木)
        食料生産技術を身につける

 地方創生のキーワードは若い人たちに食料生産の技術を身につけてもらうことです。必ず食糧危機が訪れます。食料の生産が地球規模では減少してきています。食料をつくる人が少なくなり、土地も荒れ果て、生産できなくなってきている現実に対応策が取られていないからです。
 自分は作らずに食べる側にいる人々が多くなったように思います。土地はセメントやアスファルトで固められ、自然の循環バランスを壊していることに気づかずにいます。季節の移り変わりも以前の温帯気候から亜熱帯の気候になったと思われるような毎日です。
 自分の明日を切り開くために今の自分に出来る食料生産を身につけましょう。細々とでもいいのです。泥棒して他人を困らせるより自分が食べる食料を自分が作ることによって生活できればその方が幸せと生きる充実感を味わうことが出来ると信じて今を生きている自分がいます。

                                                                                                                                           

風の館からの便り(つれづれなるままに) No.385