2019年2月2日(土)
         「人道の精神を身につけ 誰もが笑顔」

 JRC活動がめざすところは人道の精神を身につけることで誰もが笑顔で生活できるようになることだと思うのです。
 世の中の動きがちょっと気がかりな方向を向いているようで心配です。周りの人と関わることをおっくうに感じる人が多くなっているように思うのですがどう感じられますか。自分を第一と考えることがあっても、周りに困っている人がいれば手助けする心は失わずにいたいものです。自分にできることから始めればいいと思うのです。周りの人々を支えることができればと私は活動しています。気づき、考え、実行できる青少年の育成を通して「人道の精神」を身につけてほしいと願っています。誰もが笑顔で、幸せな気持ちで過ごせるようにお互いに手を取り合って毎日の生活を送っていきましょう。



    2019年2月3日(日)
        社会をリードしている人に身につけてほしい人間力

 人間力とは自分の利益のみを追求するだけでなく、人のことをしっかり考えることができる力である。
 何か事件や事故があると、ボランティアが取り上げられ、寄付や義援金が募られる。もし、皆が他人のことを考えて行動していれば、黙って皆がやるべきことであり、ことさら強調して宣伝することではないのかなと思う。
 同じように公共の乗り物の優先席についても考え直してみたい。座席はハンディキャップの人や老人、妊婦など手助けを必要としている人のためにあるべきで、そうした人が目の前に来たら、さっと立って席をゆずることのできる行動をとってほしいと願う。
 今日本は民主主義国家であると言われてきた。何をもって民主主義国家であるというと、国民一人ひとりが一票をもって自由に投票できるということらしい。しかし、人数のみを重要視して選挙区の人数が定められているが、投票の中には40%に満たない投票率で議員が決められています。年代別の投票率にもかなりの偏りが見受けられます。結果、有名である人の意向が政策決定の審議会で優先され、弱者の意向や若年者の考えが省みられることはほとんどないのではないでしょうか。未来はあるものではなく、創り出すものだと考えているので、多くの意見が反映される仕組みをつくりだしていただきたい。
 このままゆがんだ民主主義を続けると、必ず独裁主義が台頭してきます。現実社会で、記録文書が書き換えられたり、強者への忖度で政治が進められる現実を目にするようになった今こそ、人間力を身につけた人が内閣人事局で社会をリードできる人材を発掘して計画立案の仕事を推進してほしいと願っています。


                                                                                                                                           

風の館からの便り(つれづれなるままに) No.381