2018年12月15日(土)
指導者の役目
多くの管理職は、仕事を部下に任せ、裁量を与える重要性を認識しながらも、つい「自分」が前に出てしまうという経験をされているのではないでしょうか。同じように学校の先生方も子どもの自主性を大切にすることは研修会等で理解しているのですが、指示や命令ばかりで子どもたちの気持ちを受け止められていないのではないでしょうか。
指導者の役目というのは、自分の思い通りにすることではなく、個々の持ち味や良さを生かし、さらに伸びるように支えることではないでしょうか。気持ちをより良い方向に持っていくための考え方や技術なども研修し、やる気を引き出すように働きかけていくことではないでしょうか。
指導者の役目は、自分の周りにいる人たちにより良い環境を創り出していくことです。校長等教育管理職だけでなく、部活動の顧問や学級担任など「人の前に立つ」すべての人が大事にしなければならないことだと考えます。今、ここにいることが楽しく、充実し、日々成長できていると実感できれば、自分の居場所として自分の持てる力を発揮して生活するのではないでしょうか。
よい環境を創り出すためには、とにかくたくさんの入力体験をすることです。本を読んだり、いろいろな地域を旅したり、多くの人々と協働体験をしたりすることです。書籍でいえば、若いころは多読、乱読で構いません。でも、徐々に質を求めていくようにしましょう。質の高い入力にはコストがかかりますが、こうした経験をしておかないと、変化の激しい社会を生き抜いていく力は身につきません。
2018年12月16日(日)
今を生きる
今日できることを全て今日のうちに実行するような生活を送るようにします。今、行動しなければならないのです。やることが明確に見えるようになるまで始めるのを引き延ばすのではなく、まず第一歩を歩み出すことで光に向かって歩を進めることができるのです。その努力を達成することであなたの力は尽きることはないのです。それ以上に倍増されてくることに驚くでしょう。そして次ぎに実行すべきことが明確に見えるようになってきます。
ほとんどの人は人生を最低限の努力で済まそうとします。滑り込みセーフで通そうとしたり、ぎりぎりの線で抜け出そうとしたりします。今以上の存在になる唯一の方法は、今の状況を超える努力をすることです。一つひとつの行動を成功させれば、成功する一日を送ることができ、一日一日を成功させれば成功につながる人生を送ることができるのです。自分の基準を引き上げ、一つひとつの行動を素晴らしいものにするならば、天国の恵みがあなたの頭に注がれるに違いありません。
他人があなたに接することで損をしたとかだまされたとかいう気持ちにさせてはいけません。全ての行動を元気よく笑顔でこなしていくのです。経営者松下幸之助さんの書き記した「自分のもらいたい分の十倍の価値を出すように」日々の生活を過ごすようにしましょう。