2018年10月9日(火)
      今年の稲作づくり作業は終了

 天日干ししていた稲も脱穀が終わりました。約6ヶ月にもわたる稲作も一段落つきました。身の丈に合った作業にしなければ体を壊すことになります。でも急ぎの作業の時は大変でした。おかげで家族8人の食いぶちは確保でき、ライスセンターへの拠出は1300キロ余りでした。
 今日は延び延びになっていた孫の和花の運動会です。作業をやり繰りして見に出かけました。少し暑かったですが、元気にダンスをしている姿を見ることができました。うれしかったです。笑顔をみていると心がウキウキしてきます。疲れも吹き飛びます。ありがとう。次女の明花もよく歩くようになりました。元気よく育ってほしいと願っています。。


    2018年10月10日(水)
        安心して発言できる場をつくろう

 生まれた意味、生きる意味を問える子どもは、他人との競争の中で自分を見つけるよりも、自分と向き合う中で心理的な成長を遂げるのではないでしょうか。学校でも職場でも他人と競争することがあまりにも求められすぎています。
 子どもの多くは自分の考えを言葉で表し伝えることが苦手だといわれています。この課題の解決のためには、「どうして」と質問し、「なぜならば」と答える力を身につけさせることではないでしょうか。そうしないと、誰かが強い意見を言うと多くの人はそれに同調する傾向があります。もっと悪いのは、「わかりません」と安易に答えてしまう人がいることです。
 教室や会議の中で問題が出され、指名されて発表の後、先生や司会者が「どうですか」と言うと「あっています。いいですね」と周りの人が一斉に言います。間違えようものなら一斉に「違います」の大合唱です。先生や司会者が発表した人の考えの中のよいところを後押ししてくれればよいですが、周りから判定される中では言えなくなります。
 安心して発言できる場の設定等がないと言葉を発することが難しくなってしまいます。
 これからは特にグローバル社会の中で生活することになります。文化の違う相手とは「言わなければわからない」という前提で相手の考えを引き出すことができるように、いろいろな体験を通してこの能力を身につけることが不可欠になっています。

                                                                                                                                           

風の館からの便り(つれづれなるままに) No.377