2018年3月17日(土)
      今の政治の混乱を引き起こした要因は?

 国会は国の最高議決機関であるにもかかわらず、国民の幸せを願って話し合いがなされているとは思えません。アメリカのトランプ大統領や中国の習近平国家主席と同じように、自分の気に入らなければすぐクビにするように政治がゆがめられているように感じます。
 平穏な民主主義が壊された根本原因は、各省庁の人事の独立性をなくし、人事交流の名のもとに内閣人事局に握られ、内閣に顔色をうかがう省庁になってしまいました。忖度がよく使われるようになり、国民の幸福への視点が失われてしまったのです。改善するには、以前のように省庁の独立性を大切にした方が政府ではなく、国民にとってまともな行政が行われるのではないでしょうか。
 今の若者は政治に関心がないとグチをこぼす人がいますが、現状の姿を見せられ続けていると、夢や希望が持てず失望だけが残ってしまい、世の中のことを気にもせず、自分だけの損得で行動するようになってしまいます。
 人道の精神を身につけ、周りにいる人々と共に困っている人を支援できる大人に子ども達にはなってほしいと願っています。そのために青少年育成基本法を制定し、それぞれの年齢段階で社会奉仕体験活動をプログラミングし、生涯学習を推進していきたいものです。青少年育成基本法の制定には多くの人々の協力と支援が必要です。



     2018年3月18日(日)
        1回3分程度にまとめて話す

 もうすぐ卒業式や入学式が行われます。校長先生や来賓の方の話が長すぎるとよく聞きます。話をするときはポイントを絞り、時宣にかなった話題を簡潔にまとめ、話すように工夫すると子どもも保護者もしっかり聞いてくれると思います。聞かせたい話を聞いてくれる話にするのです。
 授業で教師は多くの場合、話しすぎになっています。どの子にもきちんと理解できるようにくわしく説明するために、子どもが発言できる時間がほんの少ししかないこともよく見かけます。発言も内容のない「はい、いいえ」に近いものになっていないでしょうか。思考力、判断力、表現力を育てる授業にするために、子ども達には「気づき、考え、実行できる」力をつけるような授業を工夫することが求められています。
 そこで、提案です。JRCの活動には、参加した子ども達に「見たり聞いたりして気づき、その課題を解決する方法を考え、実践する行動」を求めています。「気づき、考え、実行できる」力を身につけられるようにいろいろな取り組みが提供されています。子ども達と行動するあなたもぜひ参加してみませんか。興味のある方は連絡ください。

                                                                                                                                           

風の館からの便り(つれづれなるままに) No.374