2017年8月29日(火)
佐治の児童にもお泊まり体験を(その2)
7日朝6:30ラジオ体操から始まりです。夜遊びすぎたのかねむそうな子もいます。おなかのすいた子はこばさまのおにぎりを口にしています。朝食は竹に巻き付けて竹パンです。薄力粉にジュースを少量入れ、水でこねていきます。ボールでしっかりこねていくと伸びるようになってきます。男の子はその間に木を燃やしておきをつくる作業です。昨日の釜でご飯を炊いた体験が生きていて、木を燃やしてしっかりおきをつくることができました。40分程ねかしたボールの中の原材料を4等分し、一人ひとりに渡され、竹に巻き付けていきます。始めと終わりをていねいに巻き付けていないと焼いている時に落っこちてしまうと注意を受けました。大人も自分のものは自分で巻き付けて焼きました。牛乳やお茶といっしょに食べました。外側はバリバリ、中は柔らかくおいしかったです。
お泊まり体験の感想を書き、後始末と掃除をして解散となりました。迎えの家族の車で全員帰宅の途につきました。夏休み、貴重な体験ができたと思います。
2017年8月30日(水)
記念講演を聴いて
青少年健全育成活動と現代環境 久田邦明氏
特に心に残ったことは、親や社会への働き方として啓発資料をよく作成しているのであるが、印刷した枚数に対してどれだけ有効に活かされているのか検証してみることが必要だと感じました。作る費用と作成に関わる労力と努力が報われるものにしなければいけないと思うのですが、公民館や市役所、総合支所に置かれている印刷物の様子を見るにつけ、このまま放置していては必要な人に届かないままになってしまうと心配しています。
少子化の結果なのかもしれませんが、傷つくことを極端に嫌い、自分の心の内を人に見せない若者や子ども、久田先生の言われるたこつぼ時代に生きる青少年をいかに社会の場に引き出し、いろいろな体験ができる居場所を提供できるかが青少年の健全育成に関わる大人の課題ではないでしょうか。青少年の中に飛び込み、関わり、気づき、その中でいっしょに考え、課題に立ち向かって行動することが、青少年の閉じこもりのからを打ち破ることにつながるのではないでしょうか。
青少年がお年寄りの肩たたきや手をなでる等、ふれあいリハビリを行う時、参加するお年寄りからワンコインの参加費を集め、お菓子やお茶を飲みながら交流する場(コミュニティカフェ)を運営することもできるのではないでしょうか。できることから工夫して実行しようではありませんか。