2017年8月9日(水)
      JRC小学校トレセンに参加して(その2)

 7/31(月)朝5:45母と一緒に食事を済ませ、6時に家を出発。
 7:30到着。フィールドワークの準備にかかる。受け持ったのは第2関門「いのちを守る行動」で地震に対応した行動がとれるかです。震度6強で立っていられない、ものが倒れてくるという想定で音と表示で場面の設定を指示。揺れが収まった時、赤ちゃんを抱えたお母さんとものの下敷きになったお年寄りへの声かけです。
 初めての体験でどう声かけをしたらいいのか戸惑ってしまう子どもがほとんどでした。せっかくパワーポイントでの説明と三角巾を使った実習をしていても実際になると自ら進んでできる子どもはたいへん少なかったです。そんな中でお互いが声を掛け合い、手助けし合うことの必要性を感じることができたと思います。他に協力ゲームで赤十字のマークを協力して組み立てるものや暗夜行路では目隠ししてロープを頼りにお互いに声をかけあいながら進む体験、替え歌づくりではかえるの歌の節で今の気持ちを伝える歌を作りました。最後は東浜クイズをして終わりです。
11:00より非常食づくり体験を2グループずつ取り組みました。ハイゼックスのご飯と焼きそばづくりです。材料を袋に詰めて輪ゴムで閉じ名前を書いたら次のグループと交代です。岩美町赤十字地域奉仕団の人に手渡し、炊き上がるまでの時間を利用してフィールドワークの講評を聞きました。
12:00自分で準備した昼食を食べました。12:40よりワークショップで各自で振り返り感想文を書きました。そして13:00HRでTCの反省と全体会での発表の仕方を決め、研修室で発表しました。
13:40閉講式を始めました。修了証とバッチを授与した後、池口副委員長から有功会からの記念品を各HR代表に手渡しました。
 私からは次の3点を伝えました。
(1)JRCリーダーシップトレーニングセンターに参加し、始めて体験したこともあったと思いますが、次回はリーダーシップをとって活動できる人になってください。リーダーシップとは、こんなことを一緒にやろうと言える人です。
(2)家族の人に体験したことをうまく伝えることができると思う人は?と尋ねると多くの人が手を上げてくれてうれしかったです。自己紹介の時はあまり伝えられなかった児童も体験を通して少し自信をつけ、やってみようと考えるようになったのかなと思います。
(3)JRCの活動は自分の身を守る活動であると共に、周りの人の安全も一緒にできるようになりたいと思う活動です。
 研修室の後始末をしてそれぞれ帰宅の車に乗り込みました。
                                                                                                                                           

風の館からの便り(つれづれなるままに) No.362