2017年6月10日(土)
      子ども食堂

 6月7日(水)13:30より人権交流プラザで鳥取市家庭教育相談員協議会の研修会をおこない、子ども食堂の活動に取り組んでおられるこども・らぼの岡武司さんから話を聞くことができました。
 こども・らぼの活動内容は、鳥取市内の小中学生を対象に学習支援等をおこなう団体で、大学生2人を含む若者が中心で、とっとりこども食堂を毎週火曜日に鳥取中央人権福祉センターで開設し、学習支援は月曜日から金曜日に一日1ヶ所市内5ヶ所で取り組んでいる。学習支援は寄り添い型学習支援として学力向上を第1の目的とするのではなく子どもや家庭が困っていることを発見することに主眼を置いています。学校の宿題の手伝いや子ども達との会話を通して困りごとを把握するのです。
 委託事業として行政の担当者は支援していると説明されるかもしれませんが、根本的な課題には何も手つかずの状態なのです。子どもの現状は少しは改善されるかもしれませんが、現状を生み出している原因や背景について行政の担当者が分析し、改善の施策を企画立案し、議会に予算措置を求めることがいると思うのですがほとんど見受けられません。
 委託事業を担っているボランティアの人々だのみなのが現実です。カットバンを張って傷口を癒やすことも大切ですが、なぜ傷ができるのか、ケガをしないためにはどうするのか問題提起をすることも求められているのではないでしょうか。






   2017年6月11日(日)
      代みて神事

 6月11日(日)今日は11:30より「代みて神事」を古市公民館を会場に宮司さんにおいでいただいて執り行いました。数年前には石段を上った所にある神社でやっていましたが、高齢化に伴い足の不自由な人もでき登らなくてすむ公民館になったのです。
 始まるまでの時間を使って、朝からタマネギの収穫作業に取り組みました。残った玉ねぎは200個ほどです。来週には全て収穫が終わると思います。赤いシソも大きくなってきましたが、本年は梅干しに入れる分量を残して後は処分します。昨年まではシソジュースを作っていましたが、飲んでくれる人が少なくなり本年は作るのを諦めました。残念です。
 昨年はタマネギの頭立ちが1/3ほどあり苦労しました。冬場に雪が少なくタマネギが成長を続けたのです。肥料分が少なくなり、ネギ坊主が多くできてしまったのです。本年は雪が多く、冬場の成長が止まったので肥料分があると同時に、正月明けに8-8-8を、2月初めには8-0-8を施したので予定したように成長し、茎が折れて玉が太ってくれました。
 代みて神事は、田植え等の農作業が一区切りし、秋の豊作を願い、神事の後はみんなでワイワイおしゃべりして過ごしました。歳を重ねるごとに参加者が少なくなってきていますが、続けていきたいものだと願っています。
                                                                                                                                           

風の館からの便り(つれづれなるままに) No.357