風の館からの便り(つれづれなるままに) No.353
                                                                           

   2017年4月18日(火)
      とっとり県民カレッジ学友会

 4月16日(日)倉吉体育文化会館でとっとり県民カレッジ学友会総会、会員交流会、記念講演を行う。
 総会では第1号議案として総務部では総会、臨時総会、年間8回の役員会について、行事部はスポーツ大会、法隆寺・比叡山延暦寺を訪ねた県外研修旅行、三朝温泉で行った新年互礼会、自主講座として絵手紙講座、レッツダンス講座、初心者パソコン講座、太極拳、歌声サークル、歌声サロン、マジック教室、中部グランドゴルフクラブの取り組みと参加者募集、広報部はまなびの和37号、38号、39号の編集企画、原稿依頼、、校正、発注作業について報告。2号議案として決算報告及び監査報告の後、質疑、承認を受ける。3号議案として平成29年度事業計画(案)、4号議案として予算(案)を提案、拍手で承認を受ける。
 昼食は弁当を食べながら会員交流会を行う。量もかなり多くあり、食べ残す人もいた。
 午後は第2部として13時00分より記念講演を行う。司会進行を西上が担当する。「小さくても勝てる〜復興から福興へ」と題してとっとり県民カレッジ学長である鳥取県知事平井伸治氏からパワーポイントを使いながらお話を聞くことができました。資料や写真を使いとてもわかりやすく現状や課題、取り組みの成果などを話されました。
 14時00分に話が終わり、私から「メイキングハピネスの取り組みを日々の生活の中につくっていくことの大切さを再認識できました」と伝え、拍手でお見送りしました。



   2017年4月19日(水)
      開かれた学校づくり

 よく聞く言葉ですが、あなたは近くの学校とどんな関わりを持っておられますか。地域の子どもは、地域で育てようと呼びかけもされていますが、本当に機能しているのでしょうか。
 今、学校で何がされているのかあなたは知っておられますか。保護者には学校便り等で伝えられていることでしょう。スマホを使う人は学校のホームページにアクセスして見ることもできるでしょう。また、授業に関わっている人も学校に出入りして子どものようすを見てわかると思います。
 地域の住民は、ほとんどわからないのが実情ではないでしょうか。子ども達が地域の出かけて活動することが本当に減ってきたように感じます。別に知ろうとしなくても日々の生活は送れるのですが、地域ぐるみの子どもの育成のためには、多くの人に関わってほしいと願うのです。そのことが、この地域「佐治」がここで育った子ども達の「ふるさと」になるように思うのです。
 例えば、今や家庭の食生活は輸入品や加工品に頼り、日本人の魂というべき風土、農業がいつの間にか危機的な状況になっています。気づいて人が声を出し、昔から地域に伝わる食生活の知恵を伝えることを始めなければ、大切な日本の食文化は失われてしまいます。季節ごとに周りにある山や畑や田にある食材を利用した調理方法を学ぶ場をつくっていくのも、ふるさとの自慢を体験でき、開かれた学校づくりにつながるのではないでしょうか。