風の館からの便り(つれづれなるままに) No.310
                                                                           

   2015年8月30日(日)
      息子「智志」の50日祭

 平成27年7月12日(日)旅立った智志の50日祭、合祀祭、納骨祭を執り行うことができました。別れは大変辛いものですが我が家の氏神様になって見守っていてくれるので安心するところもあります。気持ちの切り替えはなかなかできそうにありませんが、少しずつ乗り越えていくことにしています。

 

   2015年8月31日(月)
      学友会事業計画の再確認を

 学友会を設立したメンバーの一人として、設立しようとした意義を再確認したいと考えます。県の事業としてとっとり県民カレッジが開かれ、学習する機会を提供されてきました。いろいろな著名な方を鳥取県においでいただき、講演を聴くことができました。また、県内で活躍されている方々にも取り組みを紹介していただき、学習する機会に恵まれ本当にうれしく思いました。
 学習が深まれば深まるほど、何かもの足りなさを感じたのです。生涯学習のめざす姿に少しでも近づきたいと思えば、やはり自分たちも積極的にやる側に自分を位置づけていかなければ学習が本物にならないのではないかと考えるようになったのです。井本会長の口癖「会員の 会員による 会員のための」活動を合い言葉に学友会を立ち上げたのです。
 10年経過しました。やり続けることで忘れかけていることがありはしないか少し不安になってきたので、学友会を設立しようとした意義を再確認すると共に27年度事業計画をみんなで推進しようではありませんか。
 まず学友会の存在を知らせる取り組みを一人ひとりがやっているのでしょうか。スポーツ大会、研修旅行、新年会等の機会に自分の友だちを誘ってみてください。学友会は会員相互の交流を通して学ぶ楽しさ、喜びを語る機会をつくりお互いの絆をつくり出し、お互いが無理なく参加できるように事業が計画されているのです。会員を一人でも増やし、後継者をつくらなければ、組織は消滅してしまいます。
 私もこの度農業を引き継いでくれる予定でいた三男智志を交通事故で亡くしてしまいました。一時は何も手につかずぼんやりと時間を送っていました。が、智志のメモ書きを見て、悲しみを乗り越えて再度後継者を育てていこうと決意しました。農業をやってくれる30代女性を見つけ、次男(仕事をしているので兼業農家)といっしょに稲づくり等をしてくれないかなと望みを抱いています。
 また、自分たちで一生懸命やっていると言っていても、他の人には分からないのです。広報活動や学友会まつりで日々実践している姿を多くの県民の人に見てもらい知っていただくのです。そしていっしょに活動してくれる仲間を少しでも多くしていくように、自分の周りにいる友だちに「いっしょにやってみない」と声をかけ、誘ってください。それが仲間を増やし後継者を育てていくことにつながるのです。