風の館からの便り(つれづれなるままに) No.301
                                                                           

   2015年3月2日(月)
     困った子は困っている子

 子どもに関わる時、子どもが何を感じ、何を考え、どのような行動をしているのかを理解することから始めなければなりません。困った子は、周りにいり大人だけでなく子ども自身も困っていると考え、対応していくことが必要です。
 授業中大声を出す子ども、うろつき回る子ども、友だちとうまくコミュニケーションがとれない子どもなどは、本人がなぜそのような行動をしてしまうのかということがわかる前に、担任の先生から叱られているのではないでしょうか。本人はよくわからないけど自分がだめだから先生に叱られるんだと考えてしまうようになっていると思われます。先生も問題の起こった場面だけとらえて指導に当たります。困った反応が起きるには、それ以前に何か刺激となるものがあると考え、観察する必要があります。
 周りにいる大人は、「何か理由があったんだよね」と声をかけ、落ち着かせ、子ども自身に行動や感情を整理し考えさせることで、自分を理解できるようになっていくのではないでしょうか。
 子どものよい行動はよいということ、よくないと思われる行動に対してはよくないということをきちんと伝えなければなりません。ただこれですぐにうまくいくわけではありません。何度か同じような場面を経験しながら、だんだん上手になっていうのです。行動を変容させ、成長へとつながると信じ、子どもたちに関わり続けましょう。


   2015年3月3日(火)
     長男に赤ちゃん誕生する

    名前は「和花」(かずは) 女の子です