風の館からの便り(つれづれなるままに) No.286
                                                                           

   2014年8月23日(土)
     お父さんお母さん、あなたは立派な社会人ですか

 衣笠祥雄氏(元広島東洋カープ選手)の「限りなき挑戦」という演題で講演を聴く機会がありました。その中で、心に残っていることを2、3紹介します。
 (1)人生の中で不可能かもしれないが、自分の夢と希望を追い求めることを忘れないで毎日生活していきましょう。
(2)子どもが安心して見られる大人になろう。それが、立派な社会人なのです。目標となる大人になることは、しんどいかもしれませんが、子どもを絶対に裏切ってはいけないのです。お互い心がけましょう。
(3)今の子どもに接してみて、気になることがあります。
 ア、人との関わり方で、人の顔を見て話をすることが下手になってきたなあと思う。大人が子どもの顔を見て話をしてやっていないのではないでしょうか。昔話はいつ聞いたかな。
 イ、父親と遊ぶ子どもの姿を見かけなくなってきました。今はレジャーだといって車で子どもをショッピングセンターや遊園地、レストランに連れて行って、子どもと触れ合っているという大人の満足感が多いように思えてならない。子どもの成長を共に喜び、家の前でのキャッチボールなど見かけなくなったが、心と心の通じ合える時間を創ってやってほしいものです。
(4)今の子どもについて望むこと
 ア、努力を惜しまない生き方を
 自分がやったことを信じること。今日やることを明日に延ばさず、精一杯やるから明日があるのだと。
 イ、自分にがんばってやったという自負があれば、自分に後悔はしない。
 ウ、食事は体づくりの元。好き嫌いせずバランスよく食べよう。睡眠は心の安定。朝あくびをする子、起きられない子どもは、心のバランスが崩れています。前の晩の父母の口げんか、言い合いを気に病んでいるのかもしれません。寝る前は、家族全員ワッハッハと笑顔で「おやすみなさい」の挨拶をしましょう。活動する時間と休む時間をリズムよく創りましょう。
 エ、何をやるのかめあてを持った生活をするようにしましょう。成り行きに任せるだけでなく、自分の意志を行動に結びつけましょう。


   2014年8月24日(日)
     「もの」に込められたアイディアや工夫

 便利なものに囲まれた快適な生活環境はすばらしいものですが、あまりにも簡単にいろいろなことができてしまいます。ボタンを押せば、テレビやエアコンを利用することができます。このような恵まれた生活は先人のアイディアや工夫、努力の結果として実現されたものですが、当たり前すぎて身の回りの「もの」の仕組み、工夫やアイディアなどのおもしろさに対する関心を低下させ、自分たちの身の回りにブラックボックスを増やしているように感じています。
 恵まれた豊かさが、「もの」の中味や仕組みをわかりにくいものとし、その結果、新しいものを知ろうとする意欲を低下させているのではと危惧します。
 そこで少しでも中味を理解するチャンスを設けることが必要だと考え、ものこわし教室というイベントを企画してきました。中味がどうなっているのか分解しながらその構造を発見していくのです。元どうりに回復しなくても許される条件で、どしどし分解していくのです。中には壊すことをおもしろく感じる子どももいますが、構造に興味を持ち工夫されている部分を発見し、喜ぶ姿を見ることはとてもうれしく感じます。