風の館からの便り(つれづれなるままに) No.271
                                                                           
   2014年1月25日(土)
    情報編集力を身につける

 教育力を身につけるには、大学や教育センターで研修するだけでなく、学校以外でいろいろなことをやってみるのです。失敗することもあるかもしれませんが、くじけずチャレンジし続けるのです。学校という単線ではなく、複線でいくつかの山を登ってみてはどうでしょうか。
 30代では3つ、40代では4つといった感じで、学校の仕事という主軸は持ちつつ、他にいろいろやっていると人間関係やネットワークが広がり、仕事になにかが返ってきます。役立つことがあるのではないでしょうか。
 今までは、情報処理力を身につければ何かと仕事ができていましたが、これからは人と人の脳ミソを結びつけることで、自分で考えてこなかった答えを導き出せる力(情報編集力)を身につける人材になることが必要になっているのです。






   2014年1月26日(日)
    言葉の知識


 ことわざとは、古くから言い習わされてきた訓戒・風刺などをその内容とする短い句をいいます。言葉を知らなければ、使うことは出来ません。しっかり身につけましょう。10例ほど紹介します。あとはいろいろ調べてみてください。
「朝起きは三文の徳」:早起きをすると何らかの利益があること
「頭隠して尻隠さず」:一部分の欠点を隠しただけで、全体を隠していないこと
「雨降って地固まる」:いざこざが起こった後、物事がかえって落ち着き治まること
「案ずるより産むが易い」:はじめいろいろ心配していたことでも、いざとなると案外たや                すく解決するものです。
「石の上にも三年」:何事もあきらめないで辛抱していれば、よい結果がでることの例え
「石橋をたたいて渡る」:丈夫にできている石の橋をさらにたたいて安全を確かめてから               渡るということ
「一事が万事」:一事をみれば、他のすべてを推測することができる
「犬も歩けば棒に当たる」:じっとしていれば災難に出会うこともない。今は外に出ると幸                運に巡り合う
「急がば回れ」:急いで何かをしようとする時は、危険な近道を選ぶよりは回り道でも安           全な道を選んだ方が時間はかかるようだが結局は早いという教え
「一本の光陰軽んずべからず」:わずかな時間も無駄にしてはならない