風の館からの便り(つれづれなるままに) No.263
                                                                           
  2013年10月31日(木)
  学んだ力を、さらに生かすことができる児童に


 子どものやる気や願いは、知りたい、わかりたい、できるようになりたいと思っているのですが、担任のあなたはどこまでかなえてやれているのでしょうか。
 授業で子どもが自分で考える楽しさを味わっていますか。担任が一方的におしゃべりし過ぎていることはありませんか。45分の授業で教師の説明は10分以内で最大15分まで、残りは児童が自分で活動していけるように授業計画ができないものでしょうか。
 学級経営のいろいろな課題の原因は、すべて担任である我にありという自覚を持つように心がけましょう。何か問題が生じると、自分の未熟さや不注意を棚に上げ、他の者を悪者にしてしまう他罰傾向が見られる時があります。自分の何を改善すればいいか自省することができれば、次の発展につながるのです。
 そして、ハウツーの研修からの脱却も心がけましょう。自然に学び、良書に親しむのです。どう教えるかも大切ですが、それ以上に教師自身が教える内容を本当に納得できているか考えてみましょう。トマトやカボチャを植える時に植え方の指導はやっても、なぜ自分が植えようとしているのか児童に考えさせているでしょうか。「教科書にあるから植えとけ」では児童は活動の楽しさや喜びを知らずに過ごします。きちんとした意味づけをしてやってほしいものです。体験活動でおこなうカボチャ、種をまきますか、それとも苗を買ってきて植えていますか。

    2013年11月1日(金)
    「とっとり教育の日」記念大会

 午前10時よりとりぎん文化会館小ホールを会場に、第1回記念大会が行われました。八村推進委員会会長の挨拶に続き、横濱鳥取県教育長、木下鳥取市教育長の来賓挨拶がありました。鳥取県の子ども達の課題として、夢を持ち、外国で活躍しようとする気持ちが低いことが話されました。市の課題として教育の理解者、支援者になっていただき、子ども達の孤立化、不安解消への手助けの要請がありました。また、林副知事のミニ講演「家庭・学校・地域、みんなで子育て」もありました。賀露おやじの会の藤田さん、公民館連合会の徳永さんの実践発表も行われました。その後、鳥取県の子どもは県民の手で育てていくという思いを持って、子ども達の未来を考え、語り合い、行動する契機となる日として、11月1日を「とっとり教育の日」とし、推進していくことが大会宣言として読み上げられました。
   
   2013年11月2日(土)
    佐治川清掃活動

 朝8時30分より作業を開始。先般の大水で多くの流木やゴミがあり、その片付けや葦の草刈を行いました。来週日曜日に佐治ふるさと祭りを行うので、参加していただく方々におもてなしの気持ちを伝えるためにもきれいにしたいと思い、活動に参加しました。佐治に住み続けるためにも、多くの人の協力を得て、佐治町外に人たちに来てもらえるように活動を続けたいものです。