風の館からの便り(つれづれなるままに) No.262
                                                                           
  2013年10月25日(金)
  子どもがどんな学力を身につけているのだろうか


 次のような子どもの姿、何か少し変ですよね。
 その1、「トンボは動物か」と聞かれて「トンボは動物図鑑には載っていないが、昆虫図鑑には載っているから動物ではなく昆虫です」と答える子。
 その2、テストでは北斗七星、カシオペア座の位置から北極星を見つけられるが、自分の家の庭から見る夜空では探せない。
 その3、鉛筆1本の重さは?1kgと答える子。
 自分の脳みそで考えるのではなく、知識を覚えることを学習と勘違いしているのではないかと心配します。自然の不思議さ、社会の問題について自分でしっかり考える学習を続けてほしいものです。また、先生の次の一言を聞くと、子どもは「わかりません」が言えなくなることを知っておいてください。「まだ、わからんのか」「これくらいのことが、わからんのか」「わかりましたか?」 先生に対して口答えしてはいけないと思っているので、わかっていなくても「ハイ」と言うのです。
 次に、教科書を子ども達は何回ぐらい読んでいるのでしょうか。特に国語の本、単元が終わるまでに何回ぐらい読んでいるか子どもに聞いてみてください。少なくても50回以上読んでほしいですね。一人ひとりが朝学校に出かける前に声を出して本読み、授業中に1回、帰って1回読めば1日に少なくても3回は読めます。暗記できるぐらいになるまで読み込みましょう。そうすることで発声練習にもなり、人前できちんと話すことができるようになるのです。
 また、多くの人に会して多くの知恵を得るようにしましょう。いろいろな視点で物事を見るためには、地域の中でじっくりと活動することです。いろいろと知恵を授けてくださる人がいっぱいおられます。出かけていっしょに見習い、やってみましょう。

   
   2013年10月26日(土)
    秋祭り来てみん祭植樹式と若葉台文化祭風車づくり


 10時より佐治町海洋センターB&G横の佐治町植物園で桜の苗木を植えました。人が集い、にぎやかになることを願っています。福園の獅子舞や巌流こぶし太鼓、宮ノ下おやじバンドアールファイブの演奏が行われました。小雨が降り、植樹式のあとは体育館に会場を移しました。
 午後になると、若葉台公民館で行われている文化祭に参加しました。体育館で風車づくりの催しをしました。34名の参加がありました。できあがった作品を嬉しそうに持ち帰っていました。
 忙しい毎日ですが、雨が降って家の農作業ができないので少し安心しています。晴れだとこんなに出歩いていることはできません。もうすぐ冬が近づいてくるのではないかといろいろな作業を急いでやっているところです。がんばります。