風の館からの便り(つれづれなるままに) No.259
                                                                           
  2013年10月15日(火)
  公開講座と古市運動会

鳥取市家庭教育相談員連絡協議会第4回例会をさざんか会館アクティブとっとりで行い、2つの公開講座について企画し、役割分担を話し合いました。
 出張公開講座を10月19日(土)午前10時50分から12時まで鳥取第5幼稚園を会場に石上さんに「CSPをふまえた子育てのポイント」と題して話していただきます。
 また、相談員研修会公開講座を11月30日(土)13:30〜15:30さざんか会館アクティブとっとりで川口映子さんに「いのちの大切さ」〜ネパールでの活動を通して〜と題して行うようにし、チラシを印刷し会員に送付しました。
 その後、急いで古市運動会に参加しました。旧佐治中学校体育館で古市の住人48名が集い、準備体操の後競技を開始しました。いろいろな景品をねらい、歩ける人は全員が参加し、楽しい時間を過ごすことができました。その後古市集会所に会場を移し、みんなでカレーライスと下根さんから差し入れられた大山地鳥の焼き鳥をいただきました。とてもおいしく、おしゃべりが弾みました。
   2013年10月16日(水)
  佐治地域審議会に参加

佐治地域審議会が佐治町総合支所第1会議室で13:30より開かれました。下石会長の挨拶に続き、第9次鳥取市総合計画(後期実施計画)について説明があり、意見交換がなされました。次に11月26日(火)開催予定の地域づくり懇談会の議題について報告がありました。旧佐治中学校跡施設等利活用検討会の状況説明、地域おこし協力隊事業の計画案の提案がありました。多くの人が佐治に来てほしいと願っていますがどうなることでしょう。
   2013年10月17日(木)
    三人寄れば文殊の知恵


 なぜ学級でみんなといっしょに学習するのでしょうか。それは、お互いの異なるものの見方・考え方から相互に学びうること、その中から個人の考え方を上回る知恵を見出すことを学びたいからです。各人が積極的な参加意識を持ちながら活きた学習を行い、結果としてその集団の能力向上を行うことが可能となるのです。個性を育てる教育とは、各人の豊かな個性の違いを主張させるだけではなく、お互いの異なる個性を尊重し、お互いに学び合う姿勢を育てることが、すなわち個性を育てることであると思えるのです。異なる点を理解することのできる人を育てることが求められているのです。
 教科書に書かれた知識を教育することは、比較的簡単にできます。全てが明快な言葉で書かれており、それをそのまま伝えればよいからです。しかし、なぜそのような考え方が必要か学ぶ側に積極的な学ぶ意欲「動機付け」がなければ教える側が何をしても全く無意味で何も伝えることはできないのです。
 学ぶ側が自らの努力と工夫から勝ち得た知識は活きた知恵となり、その応用範囲も広がりますが、受け身の姿勢では折角の新しい知識も単に知っているだけの死んだ知識となってしまいます。