風の館からの便り(つれづれなるままに) No.243
                                                                           
  2013年3月21日(木)
     多様性の受容


 従来当たり前と考えられていたことに疑問が提示され、見直され、改善につながっていくのです。つまり、異質な考え方を許容することで対立が起こります。そして今までの考え方の検証が行われ、新しい創造が生まれます。これができるのは強い組織力なのです。メンバーのモチベーッションも強くなります。
 いつでも辞める覚悟で仕事をし、与えられた仕事を自分の天命と考え、コツコツと全力で取り組みましょう。ちょっとしたことで辞めることが多いのが現状です。
 どうしても人というのは、「立場」ができると、格好をつけたくなるのです。人からどう見られているかが気になったり、無様な姿を見せられないと肩肘張ってしまうものなのです。時間に遅れたとか資料にミスがあった場合には、「申し訳ありませんでした。以後気をつけます。」とすぐにていねいに謝罪しましょう。それが人に手伝ってもらって作成した資料であっても、絶対に人のせいにしてななりません。素直に謝る態度が、人の信頼を得るのです。
 また、ある仕事について上司の考え方と異なるために叱責を受けることがあるかもしれません。そのような時は「おっしゃることは分かりました。今の指摘を踏まえてもう一度考え直してみますので、時間を下さい。」など局面を変えるような対応をするのがよいでしょう。いきなり自分の意見を言って反論することはやめ、もう一度考え直してみてから疑問点や課題を言うようにしましょう。

   2013年3月22日(金)
    今やるべき仕事が見える


 朝起きた時、やるべき仕事の実態がはっきりイメージできることが何より大切です。そして、見えたものをしっかりやり遂げる努力をすることです。見えない時は生活が充実していないと反省してみるのです。
 仕事の優先順位は、自分がやらないことで他人の仕事に支障をきたすと考えたことを真っ先にやりましょう。自分の都合を優先させると、周りの人からは「自分かってな人だ」と思われてしまいます。時間に遅れれば、ルーズな人だと考えられます。心しましょう。
 職場に行ってみないと、今日やることが分からないでは、やる気・意欲の高まりが感じられません。仕事の充実感は、朝起きた時からの心がけで決まるのです。今やるべき仕事が見えることで、生活が充実してくることが実感できます。