風の館からの便り(つれづれなるままに) No.238
                                                                           
  2013年2月8日(金)
     気になる子ども達の姿


 気になることの第一は、子ども達に将来を考える力、夢を求める力が弱まってきているのではないかということです。例えば、将来、自分がどう生きるのかということを考えようとしない子ども達が増えてきているように感じます。学びの力が落ちてきているのではないかと心配しています。
 第二に、しっかりと生活し、しっかりと生きていく力が弱まっているように感じられることです。若者らしいがむしゃらな姿やたくましさ、我慢する力が急速になくなってきたような気がしてしかたがないのです。
 第三に、人と関わっていく力が落ちてきていることです。自分の中に閉じこもり、ごく狭い友人関係の中に逃げ込もうとしています。一人の大人として、また教師として子どもに話をしようとしても、子どもは自分の世界から出ようとしません。この様な子ども達にどう接していくのか、考えてみましょう。親である自分の思いや願い・夢を語って聞かせるのです。プロの人と出会う機会をつくることも大切です。生き様を感じさせる機会をつくるのです。いろいろな体験の機会を設け、いっしょに活動するようにするのです。いろいろ考えたことを、ぜひ実践しましょう。
 

   2013年2月9日(土)
    しつけは赤ちゃんから(その1)


 しつけとは、本来脳の働きを良くする為にするものですが、ほとんどの人が習慣をつけることだと勘違いされているようです。悪いことは悪いし、いけないことはいくら赤ちゃんとはいえどもしてはいけないのです。子どもにダメという言葉がいけないと言われたことはありますが、これは間違いです。
 赤ちゃん時代にちゃんとしつけられていない子どもは、三歳を過ぎてダメとか言われると自分の全人格を否定されたかのようになってしまいますが、赤ちゃん時代にしっかりしつけられた子どもはいけないことをしたから注意されたと理解でき、人格を否定されたようには受け止めません。やはり赤ちゃん時代にしっかりしつけなければなりません。当然しっかりしつけられていない赤ちゃんは、大きくなって先生や周りの人に叱られたときに自分の人格を否定されたと勘違いしてしまいます。あくまでも勘違いなわけですが、誰でも人格を否定されたら素直になれないものです。
 良いことをした時に褒められるとやはり赤ちゃんもうれしいものです。そして怒られた時は最初は遊んでもらっていると勘違いする赤ちゃんもいますが、注意し続けることによって怒られているという意識がでてきます。そして怒られると言う事を学習するのです。
 そうなってくると褒められた時と叱られた時の違いを学習します。脳のなかでは褒められた時は心地よくて、叱られた時は悲しかったりします。そこで人間というのは心地よいほうがいいにきまっています。そうなると、どうすれば褒められるかを考えようとするのです。