風の館からの便り(つれづれなるままに) No.236
                                                                           
  2013年1月26日(土)
     美しい姿勢


 立っている場合の姿勢のつくり方については、髪の毛を上から引っ張られているイメージで上体を伸ばします。そして背骨を腰に突き刺す感じで背筋を伸ばします。両足の踵をくっつけます。男性はつま先を開き、女性は原則くっつけます。ハイヒールを履いている時は、つま先を少々開くとバランスがとりやすくなります。頭の重さが土踏まずに落ちるようなイメージで重心を置きます。両手の指先を揃えて軽く丸みを持たせ、身体の脇に下ろします。顎は前に出やすいので注意することが大切です。
 正しい姿勢は背骨を伸ばすことが大切と思われていますが、それでは背骨ばかりに力が入るため、不自然な印象に映ることがあります。正しい姿勢をつくる時には、下腹部に力を入れて上体を伸ばし、肩や首には余分な力が加わらないように心がけてください。
 さらに重要なのは、「目は心の窓」といわれるように表情も姿勢の一部と考えてください。心が不安定だと姿勢も乱れます。穏やかな心が正しい姿勢につながることを忘れないようにしてください。
 

   2013年1月27日(日)
    やり始めたものは、やり遂げる意地を持たせよう

 「できん」と言って、途中で投げ出すか、後に延ばしてしまう。そんな様子を見ていて何とかしようと子どもに働きかけているのですが・・・。
 生きる力のついていない姿を想定し、そこから大事なポイントを考えてみたいと思います。何を働きかけていけばいいのか共に考えてみましょう。
・体が弱い・・やはり体は基ですから、栄養・節制・運動が大切です。現代では栄養不足ではなく採り過ぎが問題です。生活習慣病が子どもでも問題にされていますが、それぞれの家庭の責任だというだけでなく運動などを積極的に取り組むように共に働きかけていきましょう。

・気力がない・・気力を育てるために一番大事なことは「けじめ」です。言い換えると、緊張とリラックスを使い分けることです。苦しいことを避け、楽ばかりして「けじめ」の感覚がついていない状態では、気力は出てきません。
・自信がない・・自信をつけさせるためには褒めればよいと思われますが、時には駄目とはっきり言う必要があります。何でも器用にこなす子には褒めるばかりでなく叱ることも多くし、逆に日常的に成功経験のない子にはまず褒めることが必要です。楽なことばかりしているとやり遂げたという満足感が感じられません。チャレンジしていくことが必要です。自分でも頑張ったらちゃんとやれるということを味わうと自信がつくのです。
・自分に負ける・・すぐに気が散ったり、何かを始めてもすぐにいやになってしまうことです。これは自分をコントロールする力がないのです。逃げをうたないで、対処する練習をすることによって粘り強い力がつくことになると思います。
・困難な事態を切り開いていく力がない・・困難な事態に遭うと、それをごまかして別な楽なことに逃げ込みがちになります。「しんどいからこそ頑張る」といった姿勢を育てたいものです。
・自分の責任で自分の人生を生きていく力がない・・人に見せる人生ではなく自分で自分の人生を生きるためには、本音が必要です。自分の本音を忘れてしまっているから、格好をつけたり人の言葉に左右されたりするものです。