風の館からの便り(つれづれなるままに) No.213
                                                                           
  2012年4月6日(金)
         
論語より(その20)

 「子曰 人而君無遠慮、必有近憂」

 「しいわく、ひとにして とうきおもんばかりなければ、かならずちかき うれいあり。」

 親子でいっしょに声に出して読んでみましょう。覚えたら、それから意味を説き聞かせていけばいいのです。手っ取り早くするのではなく、やり遂げる苦労の中で感覚が身についてくるのです。
 意味は「将来のことを考えずに、今さえよければいいと思っていると、すぐに失敗します。逆に、きちんと先の計画を立てている人は、うまくいきます。」

  いやなことを後回しにしていると、時間はどんどん無くなるし、遊んでいても気持ちが落ち着きませんね。あなたは、宿題と遊び、どちらを先にするでしょうか。
 すぐにやりたいのはゲームや漫画を読むことだと思います。宿題は面倒だし、できればやりたくないものですね。
 一日を楽しく過ごすためには、一日の計画を立て、面倒なものこそ早めに済ませて、あとは好きなことをたっぷりやって楽しみたいものです。
    

   2012年4月7日(土)
    日本人の日本知らずを克服するために


 世界に羽ばたく人材が求められている今、自分の足元を語らずに何をしようというのでしょうか。自分が出会う世界の人に、日本国のよさ、故郷のよさをアピールできる能力を身につけた人がどのくらいの割合でおられるのでしょうか。多くの人が、口ではグローバルスタンダードと言いながら、自分の国のよさ、故郷のよさを世界の人に紹介できる人になっているのでしょうか。
 若者が海外旅行に出かけていますが、自分の国のよさを誇りに思い、自覚しながら外国での生活をし、交流が深まっているのでしょうか。旅の恥はかき捨てと思って行動している人が一人でもいると、外国の人には、その人の行動や言動が日本への印象を形づくってしまうことになるのです。社会の一員であるという自覚をしっかり持ってほしいものです。
 また、よさを知るために何をすればいいのか、分からない人にお勧めします。まず、地域の現状を知りましょう。そのために、各地域で取り組んでおられるデイサービスにボランティアとして参加し、お手伝いをしましょう。地域の人とのつながりが生まれます。そして、年長者からは、今まで地域で伝承してきている取り組みの話を聞くことができるのです。その中で、自分が興味を持てるものから深く調べていけばいいのです。今まで気づかなかったことが見えてきます。
 戦後60年たった今も、戦争は国旗日の丸、国歌君が代、天皇に原因があると言っている人がいますが、当時、政府には国民をだました責任もあれば、国民もだまされた責任があることを知るべきです。その上で、二度とだまされないために今自分たちは、何を自覚しなければいけないのでしょう。しっかり考えてみるのです。人の言うことに踊らされてはいけません。判断は自己責任で決定できるようにならなければいけないのです。