風の館からの便り(つれづれなるままに) No.211
                                                                           
  2012年3月23日(金)
     
これからの学校のあり様


 現在では、学校で全てができるという万能主義では立ち行かなくなっています。伝統や誇りも含めた地域の教育力や地域におられる教育への愛情、熱意ある人々の協力が必要になっているのです。
 少子高齢化に伴ってこれからの生涯学習社会の中の学校の基本は、学ぶことを好きにすることではないでしょうか。自発的に学ぶ意志を子どもに育てるには、まず指導者である教師そのものが学ぶことが好きでないと、子どもも学ぶことは好きになれないのではないでしょうか。
 そのために教師は、いったん学校の外に出て地域の姿を見ることが大切です。公民館等で行われている生涯学習の取り組みを見、地域の抱える課題を真剣に学んでいる人々が多いことを知れば、教師自身が自然に謙虚さを身につけることができるのではないでしょうか。これまでの学校は、教師という専門的な集団の中で、教材を使って間接的な体験を通しての学びでした。子どもたちの将来を考えると、これからは体験そのものが目標にあげられるようなこともあります。なぜ勉強するのかその意識づけが求められると思います。         

   2012年3月24日(土)
    いじめ等につながる心のストレスをなくするために


 ある児童のつぶやき「ちょうムカつくっちゃ」「勉強できたけえって時間中(45分)でも外に出て遊べていいなあ」「居残りだと言っといて、先生おらあへんちゃ。教えてくれると思ったのに」等々。
 提案です。
・45分間の授業を充実したものにしよう
  先生が説明し、課題を解決した児童は何をするか、自己決定できる取り組みを工夫してほしいです。「先生、何するんですか?」ではなく、課題を自分自身で見つけ出せるような方法を身につけさせれば、よりチャレンジして向上できる力をつけると思うのですがどうでしょうか。
・休み時間を生かした活動のリフレッシュ
  学習中トイレに行かないために、ベルの後、1分以内に授業を切り、教室外へ出てトイレ、手洗い等をする。時間があれば仲間とのおしゃべり、教室外で先生とのおしゃべりを楽しむのです。遊ぶ時間、遊ぶ場所、遊ぶ仲間をつくることを心がけましょう。
・居残り勉強は、終わりの会の後30分以内で
 「させられている」というのではなく、「先生といっしょにやっている」と感じられるような関わり方をする。うまくできないと思っていたことが、できるようになったと感じてくれたらいいのではないだろうか。やっていなかったことをさせるのではなく、できなかったことができるように指導する時間として位置づけてほしいものです。
 宿題の提出状況を点検するだけでなく、何が原因でやってこないのか考えて指導し、努力と成果が認められるように取り組みを工夫するのです。