「うちの担任の先生、何考えているか、よう分からん」「宿題はいっぱいあるし、ドリルは学校で使っているのかしら」「テストでまちがっているところは直しているけど、分かっているのかしら」「本当に今のままで大丈夫かしら」
児童が感じたままを家に持ち帰り、家族に話をします。濡れ衣なら晴れますし、嘘なら子どもの言ったことはバレます。保護者が誤解したならば、その後の取り組みで解けますが、言い訳しても保護者の信頼は得られないことを知っておきましょう。
子どもの様子を思い込みや推測で判断すると、誤解が生まれます。忙しくても時間をつくって、保護者と話し合う機会をつくりましょう。特に保護者の不安に対しては、電話ではなく、相手と向き合って話すようにすると安心して信頼感を抱いてくれるようになります。
自分の行動や言動をどう受け止めるかは、相手の自由です。やっていることをきちんと受け止めてもらえるように、日ごろから人間関係、信頼関係を築いていくように努力と工夫をしましょう。相手の言い分をしっかり聞き、指導すべき視点をはっきりと伝えることでいっしょに協力して取り組んでもらえる仲間になります。
人生において、何を大切にして自分は生きていくのか考えてみてください。お金、名誉や出世、仕事、家族、地域の仲間等々、どれを選んでもよいのですが、今一度、何を大切に考えて自分の人生を過ごすのか立ち止まって考えてもいいのではないでしょうか。
以前はGNP=国民総生産を、今はGDP=国内総生産の数字がよく使われるようになっていますが、数字のマジックに振り回されないようにしたいものです。GDPは国内で新たに生産されたモノやサービスの付加価値の合計額のことをいいます。あくまで日本国内の生産活動を数字として表し、景気を測るものさしとして使われてきました。
ところが、ブータン国王夫妻が来日し、これから重要になるのではないかと問いかけた言葉がGNH=国民総幸福度・量です。国の力や進歩を生産ではなく、幸福を測ろうという考え方なのです。そして、ブータンでは、@持続可能で公平な社会経済開発、Aヒマラヤの自然環境の保護、B有形無形文化財の保護と推進、Cよい統治を柱として開発を推進しているのです。1999年にブータン研究センターが設立され、幸福という概念を9つの要素に分け、世論調査をし、結果を指標として政策に反映しているのです。
ブータンのGNHとして、9つの指標が
1 基本的な生活を大事にする(貧富の差をなくす)
2 文化の多様性を認める(ITへの取組)
3 感情・感性の豊かさを大切にする
4 健康に生活できる環境を守る(病院など)
5 教育環境を整える(学校の無料化など)
6 時間の使い方(効率的によく働く)
7 循環型の仕組みづくり
8 地域コミュニティに活力をもたらす
9 よい統治
が考えられていますが、あなたはどう思いますか。以前の日本にはあったと思われることも多くあげられているように思います。仕事や働き方も経済発展の名のもと、変わってきていますが、従業員がいかに仕事を楽しむか、企業のトップは、いかに楽しく従業員が働ける環境をつくれるかに全力を注ぎ、企業価値向上のポイントにしたいものです。
また、「忠恕」という表現は、江戸時代には一般的に用いられていた日本語ですが、今はほとんど使う人がいません。この言葉は、日本人の気質をうまく表したものですし、日本社会を支えてきた心根でもあるのです。忠はまごころ、まじめ、誠実さを表し、恕は思いやること、許すことをいっているのです。
