風の館からの便り(つれづれなるままに) No.308
                                                                           

   2015年7月11日(土)
     佐治川の葦の草刈り作業

 長年放置されたままになっていた古市集落の佐治川の河原にびっしりと生えている葦を花づくり環境美化同好会を組織し、草刈り作業を行いました。秋には枯れて火事の心配がありました。背丈よりも高いところもあり、作業は難航しましたが、予定地域は刈り終えることができました。8月には再度作業が必要です。14名の方が協力して行うことができました。後始末
にも時間がかかりそうです。




   2015年7月12日(日)
     説得ではなく納得させること

 「育ち直し」という視点で、子どもに適切な指導をする時には、時間をおかず、一つ一つの場面を見逃さずに繰り返し働きかけることが必要です。時間がたってしまうと、自分の感情やなぜそのような問題が起こったかを忘れてしまい、いやな感情だけが残ってしまうのです。
 問題が起こったときの子どもとの面接では、まず冷静に、いつ、どこで、誰がというように一つずつ事実を確認します。食い違いやずれていることがあれば、何度も事実を確認します。
 子どもは「私の人生は私のものだから他人からとやかく言われる筋合いのものではない」「放っておいてほしい」「自分のことを思って言っているんではないでしょう。どうせ仕事でしているのでしょう」等言うときがあります。子どもの気持ちを理解することは大切ですが、「今私が話しているのはあなたのしたことについてです」ときちんと伝え、これまでに子どもがとってきたやり方に焦点を当てて一緒にこれからどうしていくのか考えるのです。