中国学生選手権大会

工三 野澤友宏

 第46回中国選手権大会は、8月23〜25日の日程で場所はここ、鳥取大学と市営千代テニスコートで開催されました。地元開催ということもあってみんなが気合を入れかえて試合に運営にあたりました。

 男子団体1回戦、Aチームが広工大CにB-0,Bが広修大BにB-1,Dが近大工にB-0,Eが不戦勝でした。Cはリーグの入替戦で完敗した吉備国大のAチーム相手に劣らず善戦しましたが惜しくも2-Bで負けました。

 2回戦は、ほとんどが大学のAチームとの対戦で、Aが岡理大Bと、Bが徳山大A,Dが島大A,Eが岡理大Aとあたり、それぞれ、0-B、1-B、1-B、1-B、と全滅してしまいました。

 女子団体1回戦、Cチームが広女院CをA-1で退げたものの、Dは広文教Dに1-Aで敗退、2回戦からのA,Bチームは、安田大A、福山大AをA-1で破り順調に3回戦にコマを進めました。しかし、Cチームは、広大Aに0-Aで敗退。3回戦に進んだA,Bも、3回戦で広文短A、岡大Aにどちらも0-Aで負けました。

 ここまでの記録で思うのは、初戦を勝つ力というものはついてきてはいるなと男女ともわかるのですが、各大学のAチームの対戦がある2戦目以降というのが、勝つとはいかなくても善戦した、という試合が少ない様に思えました。下位チームの善戦の割に上位チームが2戦どまりでは少しふがいないなと後から見て感じました。

 男子個人は、15ペアのエントリーで3回戦進出老は不戦勝を含め7ペア。その中でも中安・青野組、水上・小川組が岡県大、広経大相手に勝利し、今年の1年もまずまずの活躍を見せてくれました。そして柳本・植組が、4回戦進出、ベスト32と、昨年の64を上回る成績を残しました。

 女子個人は7ペアエントリーで望みましたが勝ち上がりは不戦勝を含む4ペア、2回戦からと合わせて6ペアありましたが、3回戦に進むことはできませんでした。

 個人戦は、昨年の成績と比べると初戦突破するペア数も増し、力がついてきている様に思いました。

 今年の中選は悪天候の中行われて多少順調に行かない面もありましたが、朝早くから古新聞をもって吸水作業もしっかりできて、試合の合間のコート整備もよく気が付いてやってくれたし、寝坊で試合開始を遅らせてしまい相手を数十分待たせてしまったこともありましたが、全体的によく働いてくれたと思います。あとは練習でいかに競争をして自分を変えていくか、磨いていくかににあると思います。これからの練習でもっと地力を付け、来年は他大学のAチームも突破できる様なチーム作りをして、さらなる飛躍をしてくれることを期待したいです。