中国四国九州三地区学生ソフトテニス大会

教三 松本奈穂

 第43回中国四国九州三地区学生ソフトテニス大会は、四月二十五日〜三十日の日程で堀之内テニスコート、松山大学テニスコート、愛媛大学テニスコートで行われた。男子三ペア一チーム、女子一ペア一チームと少人数の参加だった。

 大学対抗戦は男女とも同じ時に試合が行われた為ほとんど応援することができなかった。そこで植君の感想を拝借したいと思う。

 「とうとうはじまった三地区。初日は大学対抗戦。まずは一回戦。相手は久留米大Bチーム。三地区で九州勢とやるのを楽しみにしていた僕はとってもわくわく。しかし相手は一ペアでなんだか気が抜げてしまったが、さすが四回生元キャプテン、副キャプテンペア、岡・椎葉組は気をひきしめC-1で圧勝。お願いして車で松山まで来てもらってよかった。

 続く二回戦、今度は岡山理科大Aチーム。岡・椎葉組と畑・奥村組の対戦は、相手の強さが目立った試合となり0-Cで負げてしまった。次にでた柳本・植組は二人ともガチガチで、試合内容は両後衛のミスが目立ちあまりラリーが続かないといったものだった。結局3-Cで負けてしまい、鳥大のムードは悪くなってきた。そんな時に登場したのが浜口・品川組。キャプテン品川は積極的に浜口をリードし、そんなキャプテンに安心したのか浜口もガンガンうちまくった。C-1といい感じで勝ち、チームのムードも上昇。二次戦ではこの調子でおしていこうと思ったが、再び登場した畑・奥村組はやはり強く、相手前衛に先にきめられ1-Cで負け。1-Bで岡山理科大Aチームに負けてしまった。二番手の試合、柳本・植組の相手後衛は調子が悪く、勝ってもおかしくなかったがその試合をとれなかったのが痛かった。

 個人戦、三ペアのうち岡・椎葉組、浜口・品川組が一回戦突破。柳本・植組は、柳本が球をうてずあっけなく0-Cで負けてしまった。二回戦は岡・椎葉組が熊本学園大の黒木・岡田組に1-Cで負け。浜口・品川組も、前半は浜口がよく打ち、とってはとられのシーソーゲームとなったが四ゲーム終わって2-2から浜口が自信をなくしたような顔をしはじめ、球も入らなくなり2-Cで負けてしまった。」

 以上が植君による三地区遠征記である。大学対抗、個人ともに二回戦突破はできなかったが得たものは大きかったにちがいない。

 一方、女子はニペア一チームの戦滅で行われた。1回戦福岡教育大Aチームと対戦。相手がどんなチームなのかさっぱり分からないし、また分かったところでどうすればいいのかわからない状態だった。私達は一ペア一チームの参加で男子も試合の真最中、頼れる者は自分とペアだげであったが、試合中にもかかわらず岡さんが様子をみにこられ、アドバイスもして下さった。(ありがとうございました)どのセットもデュースまでもちこんだが、どうしてもそこから二点連取することができず試合時間をのばすのみで結局一セットもとれないまま0-Cで負けた。ここ一本というところでポイントを取ることができないくやしさを知った。

 個人戦は高知大の中川・末田組と対戦。大学対抗戦同様にデュースの多い試合で、前回の反省とくやしさをぱねにニセットとったものの、大事なところでポイントがとれず2-Cで負けた。

 女子は自由参加の試合は今大会が始めてで五大やリーグ、中選では対戦することができない四国、九州の大学と試合でき、また自分達の中でも勝つためにはどうすればいいかなど今後の課題をみつけることができ実りある大会となった。後輩の皆さんには積極的に試合に参加して自分をみがいてもらいたいと思う。