全日本学生選手権大会
工二 野澤友宏
ここ近年、中国学生リーグ、五大、中選しか、遠征らしい遠征は無かったのですが、参加者を募って、インカレに出場しました。一チーム五名と少数でしたが、各自が得たものは大きかったと思います。
今年のインカレは、8月3〜9日までの日程で佐賀で行われました。天候は良く、夏真盛りの中の大会でした。
男子大学対抗戦は、一チーム三ペアの戦滅で行われました。初戦の相手は慶應義塾大学でした。野澤・植組、岡・川邊組共にいいプレーが出たにもかかわらず、あっさりとゲームを取られ、一回戦で姿を消してしまいました。地力の差がもろに出た試合でした。
翌日、前日一、二回戦で破れた大学で、それぞれ一部、二部とわかれ、点取りのトーナメントである佐賀カップなる大会が開催され出場しました。
関東学院大学と対戦し、一番手岡・植組が1-4の劣勢から挽回してファイナルに持ち込んで、ファイナルも7-0とあっさりと取り、D-4で一勝したにもかかわらず後が続かず結局1-Aで敗れてしまいました。
この大会には他にも岡山理科大、福山大など、中国では格上な大学もけっこういて、中国五大学の内で本選での三回戦進出は広島だけであり、中国地区のレベルの低さをまざまざと実感しました。しかし、佐賀カップを見る限りでは、中国地区とレベルはそんなに変わらないと感じ、全国大会に出場するチームは、必ずしも強い大学ばかり出ているのではなく、いろんな大学が出場しているのだと感じました。
個人選手権は、野澤・植組、濱口・川邊組で出場しました。結果は2-D、1-Dでした。
この遠征で自分が得たものは、自分の最も得意とするボールが相手に通用したことです。これはもっと磨いていくべき点だと思いました。この遠征で得られたものを生かして、今後の試合に望みたいと思います。