中国・四国学生軟式庭球大会

工資 長川伊知郎

 中国・四国学生軟式庭球大会は、10月21・22・23日の日程で松山で行なわれました。この大会は来シーズンに向けての新チームに編成されている大学が多く、主力だった四年生がB・Cチームに入っていて、一回戦から白熱するプレーが見られる大会であると思われました。我が鳥大も新チームに編成されて試合に臨みました。

 さて大学対抗戦ですが、会場が3ケ所となり男子はきれいに3つに分かれてしまいました。

 僕達Cチームは、四年生中心で長川・飯塚組、山本康・松本組、山本選手は四年生最後の大会とあって助人としてCチームに加わってくれました。そしてもう一ペアは、フレッシュな一年生ペアの中本・寺田組です。一回戦の対戦相手は広大Dチームでした。広大Dチームも四年生中心のチームでした。期待の一年生ペアは、とても緊張していたようで普段の力を出し切れないまま終わってしまったようでした。ベンチに座って応援しながら三年前の四年生チームに加わって試合をしていたことがふと思い出されました。Cチームの四年生のニペアもがんばっていたけども健闘及ばず敗退してしまいました。

 AチームはAチームとしてのプレッシャーに勝つことができなかったのか、自分たちの目標までたどり着くことができなかったようでした。

 Bチームは徳島大Aチーム相手にチーム一丸となって勝利を納めました(この調子でがんばれ!)が、残念ながら次に勝ち進むことは難かしかったようでした。

 期待の女子ですが、がんばったけども二回戦で敗退となってしまいました。

 さて個人選手権ですが、また会場が分かれることになってしまいましたが、偶黙四年生の二ペアは同じ会場となったのです。このとき四年生は、五人になっていたのです。湖山から一人ではるばる松山まで乗り込んで来た糸川選手が加入したためです。山本康選手とペアを組んで試合に臨みました。四年生のニペアは共に二回戦を調子よく勝ち進みましたが、三回戦の壁は厚く破ることができませんでした。そのとき山本・糸川組が楽しそうにプレーしていたことが印象的でした。

 他のペアのことですが、今大会に於いて男子はどのペアも三回戦で強敵とすることになっていて健闘はしたものの及ばず突破することができませんでした。男子はシードの重要さを感じた大会となったのではなかったかと思われました。女子のニペアは共に一勝はしたものの次の壁は厚かったみたいでした。

 最後に本年度最後の大会としては決っして良い終わり方ではなかったので、これを糧にして来シーズンはがんばってもらいたいものです。