西医体遠征記

医二 山本康孝

 勝とうという意志のない集団では勝てない。勝つ喜びを志れたチームは勝てない。そう感じさせてくれた大会だった。

 西医体、二日目、団体戦の日程を終了した。予戦敗退である。対鹿児島戦が最大のヤマ場であり、その敗退がチームには大きかった。試合に挑む気力も失せていってしまった。

 何故、気力が充実し、勝とうという気持ちでいられなかったのだろうか。合宿が悪かったのか?個人の問題か?

 “ここ数年で最低の戦力”‐某先輩談、というチームが勝つための方法を春、大阪に忘れて来てしまったようだ。

 もう一度“最低の戦力”で“最高の気力”に充実させて、大会に出て、勝ちたい。

 もう負けるのはイヤだ。