西医体遠征記

医一　山本英雄

　今年の西医体は、兵庫県の神鍋というどいなかで8月1日〜7日までの予定で行なわれた。

　つい数日前までここにいた私ですが、本当にここにいたのかという違った雰囲気だった。今年の目標は、昨年のベスト4を上回りあわよくば優勝を狙おうとしていた。でも4がけで、関歯同様、京大に負け結局ベスト8で終ったというのがあらましである。

　さてと、例年なら予選リーグは簡単に勝ち決勝リーグに進むが、石原・山本組が負け、岸・小竹組が負け、山田・高須組が負けるという全勝ペアーがいない状態で、からくも決勝リーグヘと進んだ。

　一回戦、大医戦では、2-2で回り山・高組が粘りすばらしさを出し勝った。一方、密かにこの試合で山本選手はぺースをつかみ微笑んでいた。

　チーム全体としても盛り上がり続く熊大戦に臨んだ。山本選手がびびりツイストしかできないことを知らずにいた相手の大将は血迷い、あれよ、あれよという間に負けもう鳥大ぺースと思われたが、岸・小組はゲームカウント3-1の3-Oから捲られ、3-2の3-2から捲られ3-3の3-Oからジュースに持ち込まれ周囲は、しばし怒りに震えた人々で満溢れていたが、結局8本目で切り全くのタコゲームを演じた。

　ここでこの日は終わり次の日の対京犬戦に備えたが、山・高が負け、石・山が負け、岸・小が一矢を報いたが負けは負け。その夜はめちゃくちゃで、明日、本当に個人戦があるのかと疑う程に皆飲みに飲んだ。

　個人戦は、予想通り鳥大選手一同、二日酔いで、僕などコートで吐くという珍プレーをし、悲惨な結果と空缶を残し神鍋を去っていった。

ちゃんちゃん。