リーグ戦・優勝大会運営記

工四 日野俊正

 ここ数年リーグ戦において鳥大男子は二部の二位、女子は一部の最下位に低着している。今年こそは、という意気込みで私もこの大会に臨んだ。

 二部の参加校が八校になったので、二つに分けてリーグ戦を行ない、両方の一位によって決戦を行なうことになり鳥大の他に岡山商科大学、下関市立大学、福山大学が同じリーグであった。毎年思うのだが、勝って当たり前の相手ばかりである。つまり去年までは番狂わせで負けたと思えばよい。

 結果は鳥大が三勝して一位となり、もう一方のリーグ一位の広島工業大学と決勝である。予定では藤井・末次組、日野・石原組、松山・近藤組の三つが確実に勝つので五番目に出る高橋・高見組はいらなかったのだが………………。な、なんと!一・二番手が負け、三・四番が勝ち五番手勝負となったのである。ところがどっこい、今年の高橋は一味違っていた。結局勝ったのだが見ていた私も心臓が悪くなってしまった。つまり逆転勝ちで二部の一位となり入れ替え戦に出場ができるのである。

 女子の部は、広大・山大・岡大・岡県短・島大と強豪ぞろいの中でみごとになぎ倒され最下位であった。が、しかし、一年の乗本の健闘ぶりはこの後に期待が持たれた。

 優勝大会は、地元鳥取で行なわれたにもかかわらず、男女共今一つ勝ち上がれなかった。16本入りしたのは日野・石原組一ペアだけであった。大応援団の中、8本決めで広大の一本である河野・真玉組と対戦した。リーグ戦でも全勝し絶好調の日野・石原組に対し、不調ながらもごまかし勝って来た河野・真玉組は相手にならず8本に入ってしまった。次の4本決めではG3-1とリードした所で欲が出たのか、ファイナルジュースまでもつれてしまい逆転負けしたのである。