中選遠征記

工四 藤岡敏幸

 第三十一回中国学生軟式庭球選手権大会は、八月二十七日より岡山において行なわれました。男子Aチームは7本シード、女子Aチームは3本シードであり、夏休みの練習の成果を発揮する絶好のチャンスでした。

 一日目は朝から雨が降ったりやんだりの最悪の中で、団体戦が行なわれました。

 男子Aチームは二回戦近大呉Dチームを3-0で敗りましたが、三回戦広修大Bチームに三本回しをくらってしまいました。

 我がBチームは、二回戦広工大Bチームと対戦しました。藤井・石原組が惜しくも2-4で敗れ、続く池内・藤岡組もマッチを取りながらも3-4で負けました。三番手清水・水越組の試合は翌日行なわれ、これも3-4で敗れ、結局0-3のストレート負けでした。

 女子Aチームは、二回戦梅光短Cチーム、三回戦鈴ケ峰Aチームを2-0と敗ったものの、四回戦島根大Bチームにストレートで負けました。

 結局、団体戦では男女ともシードを守ることができませんでした。

 さて、個人戦。我がペア(池内・藤岡組)は十六本のシードをもらっていました。二、三回戦は、十六本シードというだけで楽に勝てました。四回戦は、修大の寺本・下村に勝った山大ペア、五回戦は、島大の松下・寺戸に勝った近呉ペアを敗り、ベスト8に入りました。

 準々決勝では、岡山大の佐藤・佐々木組と対戦しました。この試合二人とも絶好調で、サービスキープで試合が進み、ファイナルゲームのサービスをジュースの末、取って勝ちました。今まであまり勝ったこともなく、ベスト4に入れたということで、準決勝の広大戦では、集中しようとしてもどうしても集中できず、0-4のストレート負けでした。

 この大会、四年生ということもあり、すばらしい成績が残せて、本当によかったと思いました。

 最後に、応援してくれた皆さん、ほんとうにありがとうございました。