三地区大会遠征記

教三 米村秀昭

 第二十七回三地区大会は、四月二十六日から二十九日までの四日間、山口大学テニスコートを中心に開催されました。

 今年度から、優勝大会の開催日が移動したために、本大会が新シーズンのスタートとなりました。新入部員を迎え、また、新幹部での初の公式試合ということもあって、シーズン開幕にふさわしい盛り上がりがあり、個人的にも、Aチーム復帰で異常な程の緊張感がありました。意気込んで山口へ向ったのです。山口は、あいにく雨模様でしたが、何とか、試合開催ということになりました。

 我々Aチームは、初戦地元山口大学Cチームと対戦、岡田・米村組が、ふがいない試合で敗れたものの、B-1で勝ちました。気負いばかり先行して、自分たちの展開を忘れていたようです。しかし、Aチームの者が、そんなことで、初戦を落とすようではダメですね。

 3回戦は、高知大Bチームと対戦、岡田・米村組C-1、松山・近藤組C-0、日熊・東2-Cで敗れたものの、汚名挽回のチャンスを与えられ、この機をのがしてはと、張り切り、C-1で勝ち、4回戦で待望の第一シード広島大Aチームとの対戦となったのです。

 この日のために、冬のトレーニング、苦しい練習に耐えてきたようなものです。練習の成果を発揮すれば、何とかなるんだと自分自身に言いきかせて試合に臨んだのですが、重要なポイントを押えることができず、結局2-Cで敗れ、松山・近藤組がかろうじて一矢報いただけに終わり、1-Bで敗れました。部員みんなの大きな応援を背にうけ、久々に燃え、何としても勝ちたかったのですが、ペアのコンビネーションが今一歩うまくかみ含っていなかったのではないかと思います。

 一方、個人戦は、団体戦が雨のため一日延びて、しかも、最終日にも雨が降ったため、3回戦までで中止となり非常に残念でした。僕たちのペアは、昨年と同様に3回戦の壁が破れず、反省すべき点が多いのですが、やはり、ペア間で話し合い、密度の濃い練習に励まなければならないと思います。互いの信頼関係の中から、二人の力を遺憾なく発揮するにはどうしたらいいのかもっと考えるぺきだと思います。

 私ごとの反省に終始しましたが、今年こそ昨年以上の成績をおさめるよう、より一層練習に励みましよう。

 最後になりましたが、一・二年生のみなさん、コート整備に御活躍、御苦労さまでした。